裏起毛のすごさを実感!
昨年買ったばかりの新型のサイトスインナーパンツですが、以前のものと暖かさがまったく違うので、どのくらい暖かいのか実験してみようと思います。
以前のレビューと新作のレビューをこちらにご紹介しておきます。
こちらが以前のもの。裏地がメッシュです。
メッシュなんで見るからに冷たそうですよね。
次にこちらが昨年購入した新作の裏起毛です。
この2つのパンツ、なにが違うかというと冷気を感じるスピードが違うんです。
防風素材なので外気が直接中に入ってくることはないのですが、、
自転車を漕いでいるとき、風を受けたパンツの外から冷気がじんわりと攻めてくるのですが、それが膝や太ももに長時間あたることで冷たさを感じ寒くなります。
理屈だけでもメッシュは冷気をスルー。裏起毛は微細な空気を溜め込めるので冷気が伝わりづらい。これはすぐ理解できます。
どのくらい?って言われるとわからないので実験です!
冷凍庫で冷やしていたアイス枕で実験
パンツの裾に手を突っ込んで両サイドから挟んでみました。
おおー全然違う!上がメッシュで、下が裏起毛。
体感ですがメッシュは約5秒ぐらいからひんやりしてきました、、
30秒ぐらいでもうキンキンで1分たつと、もう持てないレベルですね。
一方、裏起毛は30秒たってもひんやりしてきたかなーって程度。1分たってももてなくはないですね。
こんなに違うのか、、裏起毛ってすげー。
生地の厚みも裏起毛の方があるので肌までの距離も大事なんでしょう。
確かにもっと空気を溜め込めるダウンだと厚みもあるので、ひんやり感すらないですもんね。
アイス枕はこれがおすすめです!
温度計で温度変化を測って見た
いま、部屋の温度はこのくらいです。
温度計はこれを使っています。
いつもはこのセンサーを窓の外に出して、外気温と室内温度を常時表示させています。
まずはメッシュ素材のパンツから。
パンツの中にセンサーを入れて、パンツの上にアイス枕をのせます。
1分30秒ほどで13.2℃まで下がってきました。
3分経過した時点で10.8℃まで下がってしまいました。
思ったより早いですね。アイス枕も凍らないタイプなのでそんなに冷たくないはずですが、、
次に裏起毛素材のパンツで実験します。
1分30秒で16.8℃。メッシュは13.2℃だったので3.6℃の差があります。
温度計の内部温度(IN)も若干下がっていますが、アイス枕の冷気の影響を受けているのだと思われます。
3分経ちました。12.6℃まで下がりました。
先ほどのメッシュよりも温度変化が少ないですね。
体感で感じた温度変化の少なさは間違いなかったようです。
実験結果をまとめると
メッシュ素材:1分30秒、通常時22.9℃-13.2℃=9.7℃低下
メッシュ素材:3分 、通常時22.8-10.8℃=12℃低下
裏起毛素材 :1分30秒、通常時21.4℃-12.6℃=4.6℃低下
裏起毛素材 :3分 、通常時22.9℃-13.2℃=8.8℃低下
おおー思った以上に異なる数値になりました。
9.7℃下がるのと、4.6℃下がるのとでは体感温度がまったく違います。。。
実際の着用シーンでは
肌の上にインナータイツ(私はホットコット派)を履いて、その上にこのインナーパンツを履く、そして普通のパンツを履くわけなので、この実験よりも肌が感じる温度変化はかなり緩和されると思います。
もちろん外気温と条件は違いますが、裏起毛の凄さがわかった気がします。
やっぱり素材選びって大事ですね。
気になっていた他のパンツも紹介します
オーバーパンツやビッグシルエットを履くひとは、こっちもおすすめです。
サイトスインナーパンツほどタイトシルエットではないのでゴワゴワはすると思います。
こちらはバイカーのみなさんにお馴染みのパンツ。
パンツの中に空気層を作るのでかなり暖かいようです。
サイトスインナーパンツも昨年新型になったばかりなので、今年また新作が出る確率は低そうですよね、、
替え用にもう一枚買っておこうかな、、笑