数日前に購入した「BORDO 6000」ですが、数日使用してみたのでその後の使用感をレビューしてみます
【やはりU字ロックと比べると地球ロックしやすい】
標識のパイプ程度だと比較的簡単に停めることができました。サンプルとしてパイプの太さに近い350mmの缶をおいてみました。関節が6箇所あるので地球ロックするパイプの太さに合わせて横に広げられるのは魅力的です。ただ、水平か垂直かどちらかにしかプレートを伸ばせないので、ワイヤーのように縦横無尽に動かしてロックすることはできません。また、シリンダーヘッドに差し込むプレートは垂直に入れて固定する必要があるので、少し稼働が制限されます。実際に自転車のフレームのどこを通せばどうロックできるかを事前に試行錯誤する必要はありますね。
ブロンプトンはフレームの高さが低いので関節部分に体重を掛けられて割られる可能性が否定できませんが、クロスやロードのフレームほど高さがあればプレートに体重も掛けられそうにないので比較的安心できそうだ、というのが使用した感想です。
【見た目は華奢なので不安だったけど触れると力強い】
重さもほぼ1kgで表示の通りです。ケースを入れるとちょうど1.2kgでした。ロック状態の鍵を素手で割ることはできそうにありません。数回使用しているので少し汚れてますね。プレートの周りはゴムで覆われているので、汚れがつきやすいですが、フレームに接触しても傷はつき難いです。しかし、固く重いので強く当てると凹むかもしれません。
関節の細部も見てみたのですがスムーズに動くわりに精度高く造られているのが見てとれます。ロックした状態だと刃先の太いボルトカッターで挟み込むのは大変そうなイメージです。引っ掛かりを造られると一発だと思うので油断はできませんが。。ワイヤー以上、8mmチェーンと同等の強度で軽いという認識で大丈夫かなと思います。このあたりは、住んでいる場所と停める場所を考慮すべきですね。
【鍵のサイズから安全性を考えてみる】
プレートの幅は約2.2cmで、リング部分は1.5cmほどです。人力ではプレート自体の切断は不可能かと思われます。隙間にボルトカッターを食い込まされたとしても、最大切断能力が2cm級のボルトカッターはハンディが中心なのでまぁ大丈夫かと。45cm〜75cmの大型ボルトカッターは最大切断能力が1.5cm以下のようなので、時間は稼ぐことができそうです。90cm以上を持ち出されたら諦めるとしましょう。(実際に試してないので想定です)。
ボードタイプでもっと安心が欲しいときは5cm長さが短くなるがやっぱり「BORDO X-PLUS 6500」になるんでしょうね。。ABUSのオフィシャルページの説明を見る限り、関節部分の説明はグレードに関わらず同じだが、ABUS 6000より幅と厚みがあるので超大型のボルトカッターでも切りにくいと考えられます。いや、仕様も違うのかな、、写真を見る限り違うようにもみえるし、同じようにも見える。ん…悩ましい。私の用途ではそこまで必要なさそうですが安心のためにこっち買い直してたりして笑。
追記 5/21
その後、6000と6500を徹底比較してみました。
ABUS6000の初期レビューです。
もう一つのサイトでABUS6000のレビューと実験を行ったので良かったらどうぞ。