ポップアップトースターの限界!
パンオンリー
グリルもできる電子オーブンレンジを買うから、ポップアップトースターで十分だろうと思っていたあの頃、、一人暮らしは始める俺に戻って言いたい。普通のオーブントースターを買えと。
朝は必ずコーヒーとトースターを焼くことがカッコいいと思っていた時期がありました。でも、仕事に追われ昨年は、フルーツグラノーラ。。今年は朝食なし、、
休日にピザを焼いたり、パンにチーズ載せたりしたくなったためオーブトースターを買うことにしました。
高級機か普及機か。自分に必要なトースターの機能はどれか
高級機だと最近ではスチームを使ったバルミューダ、グラファイトを搭載したアラジンやシロカなどが約2万円前後。
普及機だと昔ながらの石英管ヒーターのみで作った廉価版で3000円〜5000円、ディンプル加工やU字ヒーター、ミラーガラス、遠赤外線ヒーター、オートメニューなどを搭載したちょっとこだわり系が7000円〜15000円と幅広く選択することができます。
これらの中で自分に必要なものを選びつつ、デザインを考慮すると選びやすいですね。
オーブンレンジは昔からツマミをひねって時間設定をする機種が多いことからも時間にシビアではなく結構適当でなんとかなる調理家電。炊飯器や電子レンジなどと比べると比較的適当に選んでも失敗することが少ないように思います。
定番メーカーのおすすめ!ほどほど価格で人気、ほどほどオシャレを探す
トースターも種類が多いので、デザインの好き嫌いと自分の性格を考慮して、順番に削っていきます。
まずバルミューダ等のスチーム系は、都度水を入れるのがめんどくさくなるのが見えているので却下。シャープのエルシオ等のコンベクション系のオーブンは、自分では完全に能力を持て余すので却下。というところからスタートしました。
アラジンのグラファイトは悩みます
トースターの外側をパリッと焼こうと思うと、中に火が通りすぎる前に焼くのがいいと思うので、一瞬で熱せられるグラファイトは魅力的です。一旦保留にします。
1万円程度の「アラジン グラファイトトースター ホワイト」は、上部がグラファイト一本に対し、下部も普通のヒーターが一本。上下の焼きスピードに差がありすぎてバランスが悪いと思ったので、下部にヒーターを2本搭載しているこいつが候補に。
あと、ほぼ同じ内容のシロカも候補に。ダークカラーのブラウンがあるので、どちらを買うかと言われるとこちらです。ただ価格がバルミューダと同じぐらいします。
こだわりの多いパナソニック
庫内を熱効率のいいディンプルにしているのはパナソニックのT500です。
U字ヒーターというめずらしいものを使っていますが、これはサンヨー時代から引きついたものです。
個人的見解ですが、日本の調理家電はワット数のマックスが決まっているため、ムラを減らすために同時に使うヒーター数を増やすと、一本一本のワット数が小さくなり、結果無駄に分散してしまい火力が弱くなるのではと思っています。
そのあたりを考慮すると一本で幅広くカバーするU字構造は納得感があります。上部が600Wで、下部が700Wのようです。遠赤外線がないのが少々悩みどころです。
パナソニックのトースターだと最近発売したコンパクトオーブンも候補です。上記トースターよりコンパクトにしてオートメニューを搭載しています。 トースターで作りたいメニューが決まっている場合はありでしょうね!
遠近赤外線ヒーターという2種類のヒーターで外側と内側を攻めるという構造はとても面白いと思います。どのくらい影響があるのか気になるところ。
あと、ボタンひとつで全自動で焼いてくれるのはやはり惹かれます。しかもバネのタイマーではないのでジジーという音もしません。
ただ、カラーが新機種の白か、前機種のなんともいえないブラウンしかないのは辛い
おしゃれなトースターはタイガー
最後に遠赤外線を搭載した上記より安くておしゃれな機種を候補にしました。
「タイガー オーブン トースター マットブラック やきたて KAE-G13N-K UMA-PAN Tiger」内部の構造上は特別変わったところはないですが、30分タイマーと温度の無段階設定ができるのは使い勝手が良さそうです。
このグレード辺りだと比較的数千円代で買えるものが多く、必要最低限でというならこのあたりが良さそうですね。温度の無段階調整機能を外すともっと安い価格の製品もあります。
上部が550W、下部が750W(前方400W、後方350W)なので、バランスも悪くなさそうです。
見出しでおしゃれと書きましたが、実はタイガーのトースターは型番違いで同じようなデザインが多く、単に私が広告戦略にやられてるだけなのです。広告のイメージ写真って大事ですね。特にランディングページがあるわけでもないのですが、こういう感じにされると無駄に惹かれてしまいます。
今回は、象印のトースターが登場していませんが、性能が悪いわけではなく、デザインが家庭用というかファミリー用ばかりだったので候補から外しました。
結局、見た目で絞って構造で選びました
グラファイトにはかなり惹かれたのですが、口コミを見ていても上下のバランスが取りにくく、焼きムラが多そうなのと、特許の影響もあり上記2機種の価格が2倍、3倍の価格で歩留まりしており、そこに価値が見出せませんでした。
オートメニューも最後まで候補に入れたかったのですが、まだ作りたいメニューがさほど決まっておらず、庫内のスペースが小さくピザのサイズが限られそうだったので、パン3つが余裕で入る機種を残しました。という理由と
ブラック系のダークカラーがなかったのが候補外にした理由です。結局そこです。。
ということで、「NT-T500-K」「KAE-G13N-K」の二択。
どちらも評価悪くないのでかなり悩みました。
「NT-T500-K」 庫内有効(約)幅32.4×奥行26.9×高さ8.7cm
「KAE-G13N-K」庫内有効(約)幅30.0×奥行27.5×高さ10.0cm
たての長さを取るか、横幅を取るか、、
または値段で決めるのか、「NT-T500-K」7,314円か、「KAE-G13N-K」5,100円。
または無骨デザインか、今どきのアンティーク調なデザインか。
決め手になったのは、、
ここまでくると、どちらを購入しても後悔はないと思われますが、、
買ってきた市販のピザの調理方法表記がワット表示だったのと(たまたまかもですが)、U字ヒーター&ディンプルという他社にはない構造。
以前見た、なんの雑誌だったかな、、トースターのランキングで上位に来ていたのを思い出したことで、パナソニック買います!
オーブントースター NT-T500 レビューしてみた
早速設置しました。
メンズっぽいデザインが際立っています。シンプルなグレーのボディに、取ってのブラックが差し色的に入っていて、好きなデザインです。
Amazon等で見るメーカーポジの写真とグレーの色味が大分ちがうので、買われる方はそこだけ注意しておいた方がいいかもしれません。結構明るいグレーです。
少し残念だったのは扉を開け閉めするときにギーってブリキをイメージさせる音がします。
用無しにされる予定のラッセルフォブスのトースターと並べてみました。以外とマッチしていて外すのがおしく思えてきます。無印のラックとの相性もよさそうです。
さっそく、食パンを焼いてみます
今回近所のスーパーで買ってきたのは、山崎パンのダブルソフトです。
U字のヒーターが煌々と輝いていて頼もしいです。
約2.5分でできあがりました。思ったよりも早い印象です。これ3分だと完全に黒焦げだったかもしれません。
ランキングでも上位だけあり、ムラがない綺麗な仕上がりになりました。
裏側も綺麗ですね。下部の網と接触している面なので、ポップアップトースターのように裏表がまったく同じ焼き加減とまではいきませんが、このぐらいならまあ合格点でしょう。
ピザも焼いてみます!
初めてスーパーで手にしたのですが350円ぐらいです。安い!アルトバイエルンのピザとかうまそう、、これに慣れると宅配ピザを頼めなくなりそうです。あれ3000円ぐらいしますからね。
1000Wで約5分ぐらいでいいみたいですね。ということはこの機種は1300Wなので4分もあれば大丈夫そうです。
電子レンジだと余熱してからの焼き時間になるようなので、かなり時間の短縮になります。
サイズは約220mmぐらいですね。
この機種は250mmまでのサイズがいけるのでかなり余裕です。奥側も余っています。
これだけあれば宅配ピザのピザも余ったときに焼き直しができそうです。
時間にして約4分にセットしました。
すげーいい感じです!ほかの機種だとどうだったのかまでは検証できませんが、これはこれで大満足です。
使ってみた感想
電子レンジだけではこんな短時間にこんな焼け具合は再現できなので、やはり専用機のお手軽さ、ムラのない精度の高さはさすがです。
サイズも食パンが3つ入るほどの大きさので、今後はグラタンなどもお皿そのまま入れて作ることができそうです。
また、この機種は上下バラバラにヒーターを稼働させられるので、料理の幅も広がりそうですね。ほかにも温め用や、タイマーだけを稼働させることもできます。
特別、すごい!という突飛な機能があるわけではないですが、昔ながらの職人さんが仕事をちゃんとこなしてくれるような地味に頼もしいやつという感じです。
年末年始のお餅が余っているので、そちらも焼いてみたいと思います。