パラブーツのアドニスを購入したのでレビューしてみる。
2種類のローファーが揃ったのでサイズ感など、履き比べてみたいと思う。
左のパラブーツのランスは数年前に購入したお気に入りの一足。
右のアドニスはランスと違い、フランスのデュプイというタンナーのボックスカーフが使用されているので見るからに上質感が溢れています。
同じローファーですが、まったく別物と思わせるデザインで一度見ると間違えようがないですね。ランスは革も厚く、重くカジュアルより。彼女には拷問靴と揶揄されてます。。アドニスは革は薄めで、よりフォーマル寄り。
上から見てもボリューム感がまったく違います。
ちなみに左のランスは6 1/2で、アドニスはひとつ小さい6です。サイズは微妙に違いますが履き心地はそれほど変わりません。若干アドニスの方が優しい履き心地ですかね。
片方ずつ並べてみました。幅が結構違って見えますね。アドニスは細めでスラットしていてキレイです。ランスは男!って感じのゴツさがあります。
アドニスの後方です。かかとがかなり厚くローファーでここまであるのは凄くないですかね。ランスより肉厚!30mmあるので身長のサバ読めそうです笑。
ランスの後方です。かかとがだいぶすり減ってしまいました。早めに修理したいですね。最近メンテナンスをサボっていたので気づかなかったです。
アドニスの横からアングルも撮ってみました。フレンチっぽいシンプルで嫌味のないデザインは好きです。
ランスも横から。2年ほど履いていたのでそれなりに使用感があります。少し前に靴屋さんでキレイにしてもらったので、そのときのツヤツヤクリームが少し残っています。
アドニスを実際に履いて見た
スラットしていて可愛いイメージ。コインローファーの飾りもデザインに溶け込んでいてお美しい。ジャケパンはもちろん、私服でも使えそうな絶妙な感じは素敵です。
逆位置で撮影です。革がとても柔らかく薄めなので履き心地は抜群。まだ新品なので少し圧迫感はありますが、時期ゆるくなるでしょう。ウエストンのような修行は必要ありません。自然に履いていたら大丈夫です。ただ、ランスより柔らかいのでサイズをひとつ落としています。
いいですね。黒パンツを履くと少しカチッとしてみえます。
ランスと同じくゴム底なので、クッション性もあり歩きやすいですね。
革底だと、公衆トイレの汚いおしっこや雨、水たまりなど色々気にしないといけないのでプライベートでは、なにも考えずに履けるゴム底がおすすめです。とくに旅行や出張など靴を何種類も履き替えられない際は、よく良かったと思うことが多いように思います。
次にランスを履いてみます。
ボリューミーでカジュアル服にぴったりです。色はブラウンですが補色クリームで濃いめになっています。
二本シワが入っていますが、これだけ厚い革にしてはキレイに入ったのでは思います。
サイドに切り傷を発見、、悲しい。ガツガツ履く靴なので気にしてもしょうがないですが悲しいですね。実はこれと同じ傷がクロケットのオードリーにもあります。折りたたみ自転車を折りたたむ際にかすった痕です、、
最初はきつめのフィッティングだったのですが一年ほど履いたあたりから緩さがでてきて、いまがベストサイズです。
底の掃除もせず写真を撮りました。汚い、、
かかとだけすり減っていましたが、つま先などはまだ全然ですね。今でこそ快適な履き心地ですが、それまでカカトの皮が剥がれたり靴擦れを繰り返していたので、その代償だと思います。かかとが足について来てなかったですからね。
比較した結果、どちらも好き。
一応、箱も載せておきます。みなさんは靴の箱って捨ててるんですかね。なんだかなだで残しているのですが、かさばるので悩みどころです。
ランスとアドニスを比較してみましたが、まったく別物だったのでどちらが良いとかいう結論にはなりそうにありません。
下記に商品の確認用にリンクを貼っておきますが、購入の際は直営店や百貨店などで実際に試着して、そのお店で正規品の購入をおすすめします。偽物や中古品が送られてきたり、サイズが違ったりしたら目も当てられないですからね。どちらも気軽に買える価格ではないので。
ジャケパンなどの仕事着でも履けるのはアドニス。
アドニスは仕事もプライベートもいけて、ゴム底のオールラウンダーな印象。
ランスはジャケパンでも浮くかもですね。
プライベートで最強なのはランス。
ランスは雨の日でもガツガツ履ける気軽さがあります。実際、スニーカーのように履いています。オールゴムソールで厚いのでクッション性も高く、普通の革靴よりも疲れにくと思います。
カフェというブラウンカラーの靴を買いましたが、黒のランスも欲しくなるほどのお気に入りです。