つぐのブログ

つぐのブログです。妻に呆れられるほど細かい思考の末、最善の選択で購入させて頂いた「モノ・サービス」をレビューしています

Horizonのスピンバイク ELITE IC 7.1 を買ってみた

ホライズン インドアサイクル  エリート アイシー 7.1 

 ここ数ヶ月、フィットネスバイクのエアロバイクとスピンバイクのどちらを買うかずっと悩み、これを買いました。

 今回重視したポイント

ダイエットも兼ねますが、比重的にはタバタ式でトレーニングを行いたいため、立ち漕ぎできること、高回転まで回せること、壊れにくいこと、そして延長保証に入れることの4点です。

1.立ち漕ぎについては各メーカーが立ち漕ぎを容認しているかどうかで判断しました。程度はどうであれメーカーが公開している動画で立っていればok。スピンバイクでは、ハイガー、アイロテック、ホライズンが公式で立ちこぎの動画を公開していました。

2.高回転はスピンバイクならクリアです。

3.壊れにくいもスピンバイクは構造的にクリア。

4.延長保証は家電量販店で購入できればクリアです。
この時点でエリートIC7.1に絞られました。量販店だとアルインコもあるのですが、スピンバイクは1点しかなく見た目的にこちらに。

ということで、過去に保証期間すぎて壊れたエアロバイクの苦い思い出を繰り返さないよう今回は保証も重視しました。

 

エリートIC7.1を延長保証のある家電量販店で購入しようとすると、ビッグカメラかヨドバシ、エディオンの3択ですね。

取り扱い店舗一覧 | ホライズンフィットネス HORIZON FITNESS

ネットで購入する際は、楽天やアマゾンなど正規取扱店か確認してから買いましょう。エリアによっては展示もあるので一度実車すると失敗がないですね。私も一度展示場で確認しました。

 

ちなみに主要エアロバイクの保証内容の比較は過去に記事を書いています。

 

 

本体が到着。

エリートIC 7.1が届きました。注文から数日で家に届きました。

約60キロ、ヤマトさんありがとうございました。想定はしていたもののかなりの大きさで改めてびっくり。

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最初に出た言葉は、さてどうすっかな。
とりあえず上から開けていったのですが、途中で困惑。ダンボールをハサミで切ってマットがわりにして組み立てることにしました。

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エリートIC 7.1は52キロほどあるのですが、ホイール部分だけで約20キロ。前輪部にほとんどの荷重がかかっていて、気軽な気持ちでは持ち上がりません。

ダンボールから出すときは、パッキンやらテープやらに引っかかり本体がスムーズに出ません、、。腰をやりそうになったのでダンボールから出すときは手伝ってもらいました。
それにしても重い。女性一人なら組み立てしてくれる販売店か、1万円だして組み立てしてもらった方がいいと思います。
組み立ては簡単で足と、サドル、ペダルを取り付けて、サイコンのケーブルを繋ぐだけです。

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ただ、最初の開梱と足の取り付けがとにかく重いので、無駄に時間がかかります。
一人の作業で約40分ほどかかりました。

メーカーサイト等に掲載のないスペックも調べてみる。

基本スペックです。

本体寸法:(L×W×H) 136×61×121cm
梱包寸法:109×28×92cm

本体重量:52kg、梱包重量:60kg
使用者身長目安:155cm以上、最大使用者重量:136kg
ドライブシステム:ベルトドライブ、フライホイール:20 kg

Qファクター:176mm
負荷システム:フリクション(摩擦)ブレーキ
ハンドルバー調節:上下調節、シート調節:前後上下4方向

ペダル軸は9/16、シートポストの太さは22mmです。

サドルの高さ(軸の中心からサドルの中心まで)

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一番下まで落としたところ約600mmですね

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一番上まで上げたところ約850mmぐらいです。上下幅は250mm程度あるようです。

クランク長は175mmなのでペダル稼働範囲までの長さは適宜計算してみてください。

ハンドルの高さ(サドル先端からハンドル手前までの距離)

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サドルを一番前に出したときの距離は、約450mmです。結構寄ります。それでも身長160cm程度の人だと肘つき漕ぎは難しいかもしれません。170cm以上であれば大丈夫かと思います。

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サドルを一番後ろに下げたときの距離は、約580mmです。

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ハンドルとサドルを一番低く設定したときの雰囲気です。一番低くするとハンドルの方が高くなります。サドル前後も一番前にしてみました。

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ハンドルとサドルを一番上に設定したときの雰囲気です。

さすが外国仕様だけあって異常なぐらい高身長な人にも対応しています。

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身長170ちょいの私はハンドルは最低に、サドルはこのくらいで調整しています。
ちなみにqファクターは176mmでスピンバイクの中では狭い方です。


参考までに。以前、低価格スピンバイクのqファクターを調べた記事を書いています。

ではスピンバイクの細部を見てみます。

フェルトが触れていない状態では意外と軽く、20キロ?という感想。低価格スピンバイクは8キロだったりするので逆に心配なぐらい。

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完全に開いた状態だとこんな感じです。自転車のブレーキパッドのように挟む仕様です。いま付加調節ノブを最大まで解放しているので、ハの字に広がっていますが閉めるとほぼ真っ直ぐになります(ぴったり水平にはなっていません)。

負荷をかけて分かりましたが、ホイールが重い方が安定感があり、音も小さいですね。

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反対側から見るとこんな感じですね。

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ケイデンス(回転数)を測る磁石がフライホールについています。

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ドリンクホルダーにペットボトルを入れてみました。意外とぴったりで驚きです。

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ここに足をかけてサドルに腰掛けます。よく見ると傷がついていたりします。

中国製なのである程度は許容しないと完璧を求めるとキリがないです。それでも低価格スピンバイクよりは品質は高いように思います。

溶接も塗装も我慢できる程度にはきちんとしています。もし、塗装剥がれやサビを発見した場合はちゃんと初期のうちに問い合わせしておきましょう。高い買い物ですから。

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床がフローリングのため振動防止を兼ねて、あまっていた洗濯機の防振パッドを設置してみました。マンションなので下の部屋にどう伝わってるか分かりませんが、音というよりは振動かと思うので。

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ペダルはこんな感じです。少し凹凸があるので、なにか履かないと高い負荷は足がいたいと思います。私は家に余っていたサンダルを使っています。

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サドルを俯瞰から撮りました。サドルは硬めで細いのでロードなどに慣れているひとは漕ぎやすいと思います。今までのエアロバイクは無駄にサドルが大きかったので小さめで良かったです。

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サドルを下から撮ってみました。低価格スピンバイクのようなホッチキスで雑に留めている感じではなく少しいいやつを使っています。

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サドルの前後と上下はこれで調整します。無段階なのでかなりいいです。よくある穴の空いたタイプだと何回転も回して外し、何回転も回して取り付けないと調整できませんが、これは3回転ぐらいで調節できるので、家族で順番に使っても調整が苦ではないと思います。

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正面から撮影するとこんな感じです。ハンドルは硬めで肘を置くと少し痛いですね。スチールのようなものに樹脂のようなものでコーティングしてある感じで、表面は少しザラッとしています。

安い低価格帯のスピンバイクと比較すると剛性はもちろんですが、サドル等の無段階調節機構や汗による腐食防止カバー、フライホイールの防錆加工など、ちょっとした付加部分での違いも多いようですね。

実際に乗って漕いでみました。

フェルトを締めて負荷をくわえていきました。数回転させたところで負荷がかかりました。シューと音がなりますが、結構静か。テレビの音量も上げなくて大丈夫です。
電子レンジのほうがうるさいぐらいですね。
部屋の扉を隔てると隣には聞こえないレベルです。

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もっと強く締めていきますがフライホイールが重いだけあってちょっとの絞りでかなり負荷が上がります。
立ち漕ぎするくらいの負荷でもシャー音はさほど上昇していません。
電磁式のエアロバイクは無音に近かったので、それと比べると音はするものの許容範囲です。

フライホイールやフェルトに染み込ませる付属のシリコン液はすぐなくなるので、本体購入と同時にこちらも買っておくと良いかもしれません。エアロバイクと違い負荷が数値化されていないので不安要素ではありましたが、すぐ気にならなくなったので良かったです。

サイコンについて

時間、距離、カロリー、心拍数、回転数を確認することができます。
この中でよく見るのは時間と心拍数と回転数ですね。それぞれの項目で目標数値を設定できます。1時間ごにアラームをならしたり、心拍数が180になったらアラームがなったりというアラームのセットができます。心拍数は上限設定のみです。下限は設定できません。

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不満要素としては、心拍数と回転数が数秒で入れ替わります。都度チェックしたい箇所なので不便ですね。カロリーとか、距離は常時見れなくていいので配置を変えほしいです。
とはいえ、サイコンには満足しています。

サイコンはボタン電池なので本体にも電源ケーブルなどはありません。コンセントの位置を気にしないでいいのは助かり

また、心拍数は別途センサーを購入する必要があります。

メーカーサイトで紹介されているのはこの2つです。

1つは電池交換ができないけど安いもの。

もう1つは電池交換できるが高いもの。お好みでという感じ。

私はH1という電池交換できるタイプのセンサーを購入しました。交換の有無以外にもつけ心地や感度もこちらの方がいいという口コミをみたので。

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使ってみた感想ですが、ちゃんと追従しているように思います。エアロバイクに付属している心拍計とまったく違い使えます。
また、胸に付けて無線で飛ばすのでケーブルが無く、ハンドルを握らなくても良いのは快適でした。スマホを見たり、背伸びしたり、漕ぎながら他の動作をしても、ドリンクを取りにちょっと降りても心拍数が途切れることはありません。
ただPCなどとリンクはしていないので購入したものでは統計は取れないようです。

タバタ式で運動してみました。

立ち漕ぎをしても高回転で回してもビクともしません。激しく漕いでも余裕の剛性かと思います。ハンドルの揺れも思ったより少なく、私の体重ではまったく問題なさそうです。低価格スピンバイクはYouTubeなどでも結構揺れが確認できたので安心しました。

また、このスピンバイクはフライホールの上部にプラスチックのカバーが付いているため、汗がホールに付きにくくなっています。ホイールはスチールなので腐食を防ぐことができます。よく考えられていると思います。

サポートについて

メーカー保証は1年間です。私は家電量販店の延長保証で購入したので5年間です。こちらの商品は基本出張修理対応になるので、5年間は人が来て修理をしてくれます。

保証期間終了後は、出張依頼をするとエリアによって出張代が異なるようです。私のエリアは高額なエリアらしく2万7000円と部品代だそうです。ホライズンの拠点があるような都会だともう少し安いのでしょう、、。コナミの出張代は約1万程度だったので確かに高額ですね。。

一番高頻度で交換になるであろう消耗品のフェルトは800円×2で郵送手配で購入できます。自分で交換できるようなので助かります。

 

一部初期不良の不具合がありさっそくサポートセンターに問い合わせしてみましたが、即回答があり即対応いていただきました。アップルケアのようにスムーズでした。今回は本体交換になり、組み立て済みのスピンバイク宅配業者さんがそのまま回収、メーカー確認後、動作確認済みの組み立て済み本体を郵送、設置してくれるとのことでした。本体が大きい重いだけにこのサポートはかなり助かりました。

ちなみに、スピンバイクはエアロバイクと違い、構造が簡単なので初期不良さえ乗り越えられればそんなに故障することはないと思います。デジタル機器ってサイコンぐらいですしね。あとはサドルの軸の金属部分の消耗ぐらいでしょうかね。

数日、使って見てわかったこと、便利だったこと。

ルンバとの相性も抜群。

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ルンバがスピンバイクの下に潜り反対側まで掃除してくれます。フレーム下部に思ったより高さがあるんですね。これなら部屋の端っこに設置できます。思わぬ良い誤算でした。防振マットで1cmほどかさ上げされているので尚更スムーズに入っています。

ノートパソコンやタブレットを乗せることもできる

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置いているのはMacBook Pro15インチです。ちょっと大きいですね。

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12インチも余裕です。

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iPad Air2ですがこちらも縦置きでも大丈夫です。

今のままだとサイコンがじゃまなので、工夫できないか考えてみたいと思います。

テレビ台を使うのが便利!

スピンバイクやエアロバイクは、ドラマなどテレビを見ながら漕ぎたいですよね。配置的にテレビの目の前に置けない場合は、回転式のテレビ台を追加で使うのが便利でおすすめです。 

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これだと音しか聞こえません。

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ちょっとの差なのですが、これで問題なくテレビが見られます。画面は著作権、肖像権的にあえて暗く加工しています。実際は鮮明み見えますよ。

今回購入したのは下記の商品で42型のテレビを載せましたが大丈夫そうです。

スピンバイクのサドルを交換してみました!