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つぐのブログです。妻に呆れられるほど細かい思考の末、最善の選択で購入させて頂いた「モノ・サービス」をレビューしています

あったかインナーに発熱はいらない!ジオライン、メリノウールを買って着比べてみた

ヒートテックホットコットのデメリットを解消したい

何年もユニクロヒートテックを使っていたのですが、着用すると肌が痒くなり、ここ2年ぐらいは綿率の高いベルメゾンホットコットを使っていました。

暖かさはどちらも満足していたのですが、1つ嫌なところもありました。それは、体温が上がるとオーバーヒートして暑苦しくなること。汗で生地がベッタリ張り付くこと。電車やショッピングモールに入った瞬間、食後は特に顕著で、インナーを脱ぎたくなることが多いかったのです。

あったかインナーの発熱はいらない

ずっと思っていました。発熱っていらないです。着たときは寒い、動かないと寒い、動くと暑い、部屋に入ると暑い、汗かくとベタベタ。正直、保温と汗の吸収発散だけでいいのになと。発熱の弱い商品や発熱のない商品をずっと何年も探していたのですが、どこにもありませんでした。夏はエアリズムを着用しているのですが、冬に着ると冷たいし寒い、、

実はこのジオラインの存在は知っていましたが、値段がネックで敬遠していました。

今年は思い切って購入を決断!せっかくなら比較レビューしようと思って、薄手と中厚手の2つを購入することに。勢いで、メリノウールの薄手も買ってしまった、、

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今回購入したのは、インナータイツとしてジオライン L.W.(薄手)とM.W.(中厚手)、メリノウール L.W.(薄手)。インナーウエアにジオライン L.W.(薄手)です。

ボトムスは厚着できないのでバリエーション豊富に着比べ。トップスはダウンジャケットなどで調整できるので、ジオラインの薄手のみにしました。

インナータイツ。モンベルのジオライン L.W.(薄手)

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あったか系インナーと比べるとほぼ3倍。約3000円です。この時点で普通は選択肢から外れそうですが、、口コミでも絶賛されているので、一度はと思って街着で使ってみました。

第一印象としては普通。サラッとというかザラッとした質感です。オーバーパンツとの相性もよく、タイツとパンツの内側は摩擦も少なく比較的滑るので、ホットコットのように摩擦でインナーが引っ張られるということもありませんでした。

着用後すぐでも冷たいということもない。普通。発熱系の温かさはなく、自然で普通。普通の温かさ。

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正直、手に取ったときは薄すぎてマジかよと思っていたので予想外でした。ヒートテックよりも薄いんじゃないかと思うレベルです。ただ、あー温かいという感じでなく、普通にタイツを着ているだけの温かさ。

女性が薄々のタイツを履くだけでも暖かさが違うと言っているのを聞いたことがあると思いますが、そんな感じじゃないかな。女性用タイツは履いたことないので分かりませんが。。

20分歩いてからショッピングモールに入ってみた

Tシャツでも過ごせそうな温度設定されている暖かいショッピングモール。普通なら完全にオーバーヒートしている状態です。が!これすごいです。一瞬、呼吸とともに体温が上昇して、暑っとしてヤバい雰囲気になりますが、その後スーーーと熱が消えていく。あれ?熱はどこいった?、、?汗のべた付きを感じない。おお!

凄すぎ。上半身はホットコットを来ていたのですが、背中がべったり汗で濡れました。

20分間自転車にも乗ってみました

自転車に乗っている最中はヒートテックホットコットとほぼ同じような温かさ。防風パンツでもない普通の生地なので、早く漕ぐと風が生地を抜けていきます。いろいろな温度の中走ってみたのですが体感としては、外気温15度~8度ぐらいまでは普通のパンツのインナーとして寒いと感じなかったです。正確には、温かくもなく寒くもない。なんというか快適な状態です。

着用後の感想!

ベースとして身体は保温され、身体が発熱したら過剰な熱と汗を発散して汗冷えなし。でも、最低限の保温はされているので寒くない。たぶん、理想的ですね。

ネガティブな要素を書くとすれば価格が高いことと、生地の伸びが少ないこと。多少は伸びるのですが、ヒートテックホットコットのようなビヨーンって感じではないです。あと多少生地にざらつき感があるので、好き嫌いは分かれそうですね。

インナータイツ。モンベルのジオラインM.W.(中厚手)

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 価格はさらに上がり、4200円。もう今までのインナータイツの感覚では購入できませんね。中厚手ということで気温が下がるのを待って着用しました。

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こちらも薄手と同じく、着用後のほんのり温かさを感じます。薄手よりも肉厚な分、生地の伸びがいいですね。説明を見る限り生地が立体構造のようなので、その特性が出ているのかと思います。

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さすがに少し透け感も減り、肉厚になりました。薄手と比較すると1.5倍から2倍の厚み。期待値が自然と上がりますね。

20分歩いてからショッピングモールに入ってみた

 薄手と同じ条件で着用してみました。薄手と比べると若干ホットな温かさは感じますが、熱は貯まってないですね。一瞬でスーと抜ける感じではないですが、常時発散してくれているイメージでしょうか。ジワーと熱と汗が抜けていく感じ。これはこれでありですね。暖かいショッピングモール内も中厚手でいけそうです。ただ、薄手よりも発散するスピードが遅いので、動き回るとジワーとした温かさが続きます。もちろん、ほかの発熱系インナーのような熱さや汗感はないですよ。

20分間自転車にも乗ってみました

 当たり前ですが、薄手より中厚手の方が温かい。ただ、防風仕様でないパンツだと冷たい風が生地を抜けるので、思ったより温かくない印象。寒くもないけど、快適温度よりちょい下ぐらい。個人的には外気温10度~4度ぐらいの気温で着用したいかな。この気温以下だと、普通のパンツでは寒そうです。極暖ヒートテックでも4度以下は耐えられなかったので、やむを得ないところですかね。

0度周辺になると、オーバーパンツとしてユニクロの防風パンツを買うか、防風インナーパンツをおすすめします。この商品はインナータイツです。外を防風してこそ、本体の能力は発揮されると思います。

私は以前書いた下記のパンツがおすすめです。これをミドルインナーとして着るだけで、寒さがまったく違いますよ。

着用後の感想!

2018年の年末は暖かかったので出番はなかったのですが、2019年1月はさすがに寒くなってきたので、通勤では毎日これを着用しています。薄手よりも肌さわりもよく、伸びもいいので、着心地はいいです。ヒートテックと極暖の中間ぐらいの暑さかな。

室内でもオーバーヒートすることもないので、比較的安心して着用できています。この2枚があれば秋冬は乗り越えられそうな気がしています。

インナーウエア。モンベルのジオラインL.W.(薄手)

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次は、トップスのインナーウエアです。感動的な着用感だったインナータイツに続くので、期待がかなり高いです。生地はインナータイツと同じで、少しザラッと感があり、伸びは少なめです。

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今回はSサイズを選んでみましたが、脇のアームホールが若干きつかったかもしれません。首もきつめです。Mでも良かったかもです。一応、モンベルでサンプルを試着させてもらったのですが、やっちまったかな。

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生地感はこんな感じです。ぱっと見は思ったり化学繊維感は少ないです。

20分歩いてからショッピングモールに入ってみた

 おおおおー!トップスにダウンジャケットを着ていたので、ジオラインとはいえ多少はオーバーヒートすると思っていたのですが、熱がスーと消えますね。

さすがにダウンジャケットを着たままは歩き回るのは暑かったですが、脱いだあとも背中の汗のべたつきを感じないのはさすがだと思います。ヒートテックホットコットで何度も背中の熱の上昇と汗を体験していますからね。これ街着用に首元がもっと開いたグレーのバーションも出してほしいですね。

20分間自転車にも乗ってみました

通勤中はダウンジャケットを着ているので寒さは皆無なの省略。

今までは、発熱系インナーウエアを着たままだと、職場に着いたあとは必ず背中が汗でひんやりしていました。ジオラインすごいっすね、汗感がない。でも自然な温かさ。

着用後の感想!

 いや、高いだけのことはあります。もっと安ければ、毎日着たいですね。ぜひとも首元と脇をもっと緩くした街着用バージョンを発売してほしい、、口コミを見ていると夏もTシャツ仕様のジオラインを着ている人もいるみたいなので、そうなると1年中ジオラインさまのお世話になれそうですね。 

インナータイツ。モンベルのメリノウール L.W.(薄手)

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こちらも人気の商品ですよね。ジオラインよりも高価なメリウールです。薄手なのに4600円って。もう金銭感覚おかしくなりそうです。

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ジオラインと比較すると質感はまったく違います。肌さわりもウール感があり優しい。ホットコットよりも優しい肌さわりだと思います。着用後するから温かさを感じるのもウールならではなのでしょう。生地の伸びはかなりより、ビヨーンと伸びます。膝を曲げてもストレスは一切ありませんでした。

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素材が違うだけに生地表面の雰囲気もまったく違いますね。

20分歩いてからショッピングモールに入ってみた

 ん、、ヒートテックホットコットのようなオーバーヒート状態が続く嫌な感じはないですが、、。ジオラインと比較するのが間違っているのでしょうけど、スーと熱が抜ける感じは少ないですね。汗もジオラインと比較すると、ほんのり残ります。メリノウールは保温力重視なので仕方ありませんが、私の目的からは少しずれそうです。

20分間自転車にも乗ってみました

 自転車に乗っている最中はヒートテックやジオラインともそんなに変わらない印象。肌さわりがいいので、着心地はいいです。職場に着いたあともほんのりひんやり感はありますが、ヒートテックのそれよりも全然ましです。

着用後の感想!

ジオラインよりも暖かくて着心地よし。

体温の発熱軽減と汗の吸収発散の機能としては、、ん、、メリノウールから実験していれば評価も違ったのだと思いますが、ジオラインほどの感動体験はできませんでした。ただ、メリノウールがだめな訳ではなく、私の目的と違っただけですので、誤解なきよう。

色々着用した感想のまとめ

今回は、発熱系インナーの発熱はオーバーヒートして暑くなりすぎるし、汗がべたつくのでいらない!そのネガティブを解消できるインナーを探す!

という目的のもとジオラインとメリノウールを購入しました。目的からいくとジオラインは凄かったという感想になります。

ジオライン は、温かいというより寒くなくて快適という方が適切な表現に思いますね。

価格が高いのでヒートテックのように5着分まとめて購入!のようなことはできませんが、洗ってもすぐ乾くので毎日着ないひとであれば1着ずつでも運用できそうな気はします。インナータイツは2.3日はき続けていても大丈夫そうでしね。

室温23度、湿度55%の部屋で、夜21時にエマールで洗濯して、朝9時に確認したところ、全て乾いてました。というか、ジオラインは脱水が終わった時点でほぼ濡れてなかったです。

自転車通勤の私の着こなしパターン

外気温15度~8度はジオライン薄手。
外気温10度~4度はジオライン中厚手。
外気温5度~ -0度はジオライン薄手とサイトスインナーパンツ。
外気温2度~ -3度はジオライン中厚手とサイトスインナーパンツ。

こんな感じで運用してみようと思います。

現在、モンベルの商品はAmazon楽天では購入できないようです。モンベルの店頭かオフィシャルのサイトから購入できるので、お気をつけください。

モンベル | オンラインショップ | ジオライン(薄手/ライトウエイト)

一応、お決まりのリンクも置いておきますね。