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つぐのブログです。妻に呆れられるほど細かい思考の末、最善の選択で購入させて頂いた「モノ・サービス」をレビューしています

ホテルの客室にある空気清浄機(加湿機能付き)の汚れがヤバい話、

ホテルの加湿器は要注意!(※お食事中は画像注意)

私は喉が弱いので冬は加湿器をよく利用します。ドライアイ気味なこともあり、自宅はもちろん、仕事場でも加湿器が必須なのです。

そこまで乾燥していない日の宿泊では、お風呂にお湯を少し貯めたり、タオルを濡らして干したりしていますが、この時期になると加湿がまったく間に合わず、やっぱり加湿器を使いたくなってしまいます。

先日、出張でホテルに滞在するときも、エアコンで乾燥した部屋の湿度を上げようと、空気清浄機に付いている加湿機能を利用しよう思いました。

部屋に加湿機能付きの空気清浄機が置いてある場合、水が満タンで入っています。すぐ使えるようにしてくれているのは有り難いですよね。

ただ、水のタンクを外して、その下にある受け皿(トレー)やフィルターを見てみると、、、

 

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この写真の汚れはまだ少ない方なのですが、、。なんかフィルターにもベッタリ垢みたいなのがくっ付いていて、水も何か汚れがたくさん浮いています、、

私が訪れたほとんどのホテルでこのように受け皿の掃除はされていませんでした。というか多分一度もしていないのではと思われる汚れ方ばかり。それは、ビジネスホテルでも、シティホテルのようなサービス重視のホテルでも同じでした。

そろそろ我慢の限界か

この秋冬だけでも4箇所のホテルを利用していますが、全滅。その中にはプライベートの旅行で訪れた観光地にある1泊5万円を超えるそれなりのホテルでも同じでした。

ここにはまた来たいのに、、というホテルにはクレームにならないように優しく丁寧に申し訳ない雰囲気でフロントに電話しています。こういうとき、スパッとキリッと言える性格だったら楽なのでしょうか、やはりいつも気を遣います。

観光地なら2度目はないかもしれないですが、出張で泊まるホテルは高い頻度でまた利用したいですからね。やっぱり電話した方がいいんだろうなーと思ってしています。

フロントに電話すると部屋を変更してくれたり、加熱式のスチーム加湿器を手配してくれたりと様々なですが、対応はどこも丁寧で助かります。

今までは、ビジネスホテルなら掃除が行き届いてなくても金額的にやむを得ないかとスルーしていたのですが、名のあるホテルでも同じ状況だったので、これはサービスの問題じゃないなと思い、ここに書いてみることにしました。

加湿器の知識について

私は家電好きなので、加湿器の種類によるメリット・デメリットを理解した上で製品を選び使用していますが、普通の人はそこまで興味ないですよね。そこは理解しています。

ただ、多くの空気清浄機に使われている気化式の加湿機は、メンテナンスを正しくしていないと菌を部屋中にまき散らす恐れがあります。気化式は雑菌を超音波式のように放出しないと言われていますが、雑菌の濃度があまりに高くなると漏れることがあるようです。

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仮に気化した際、雑菌を放出しなかったとしても、ここに溜まった水が放出されているというのは気持ちがいいものではありません。

定期的にトレーをすすぐだけでもしていれば、こんなことにはなっていないはず、、単純に「トレーも掃除しなくてはいけない」というルールが無いのかもしれません。

 

余談ですが、加湿器にはスチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式と大きく4種類あります。今回は気化方式でしたが特に注意は超音波方式で、吸い上げた水を振動させ空気中にばらまきます。メリットは静音・低電力・小型化など。デメリットはカビやレジオネラ菌をそのまま水と一緒にばらまいてしまいます。

今後の対策は、、

対策は簡単で空気清浄機を使う前に開けてチェックするだけ。汚れていたらフロントに電話して交換してもらいましょう。一番簡単で安全なのはスチーム式の加湿器をフロントに電話して借りることです。

スチーム式は水を沸騰させ、その蒸気で加湿するため菌が繁殖しづらい、また空気中に拡散しないというメリットがあります。一応、デメリットは水蒸気が熱いので火傷に注意と、高い電気代です。

ということで、、

ホテルの空気清浄機にかかわらず、自宅や職場で使っている空気清浄機も同じことが言えるので、一度も掃除をしたことがない!と思ったひとは一度開けてみることをおすすめします。メーカーに関わらず、ほぼすべての加湿機能付きの空気清浄機は気化方式のはず。

自宅ではこのタイプの空気清浄機を利用していますが、タンクの水とトレーは毎日入れ替えています。使う水は塩素の入っている水道水が推奨です。1日少しぐらいは菌の繁殖を抑えてくれるようです。そして、1ヶ月に一度はクエン酸やキッチンハイターを使って綺麗にメンテナンスしています。1ヶ月以上放置するとヌメリや赤っぽい細菌が繁殖してくるんですよね。

加湿トレーと加湿フィルターユニットのお手入れは? | よくあるご質問(FAQ) | ダイキン工業株式会社

ダイキンでは「1か月に1度、または匂いや汚れの気になるとき」のメンテナンスを推奨しています。水タンクは給水のたび水洗いになっていますね。 

そんなのめんどくさいわ。という人は多少電気代がかかりますが、スチーム式がおすすめです。ほぼノーメンテでいけます。

スチーム式は象印のこれが大容量でおすすめです。仕事場でも実際に使っています。

予備知識として、超音波式ももっと高頻度のメンテナンスが必要です。ハイブリッド式も、気化式や超音波式よりは頻度が少なめですが、メンテナンスは必要です。

 

もしホテルの方が記事を見られたぜひ、客室清掃員の方にタンクの下にあるフィルターやトレーも掃除してほしいと伝えて頂ければと思います。

 

個人的におすすめの空気清浄機はダイキンです。これも気化式なので定期的なメンテナンスをしてくださいね。