Noctua、Thermalright、サイズ、CRYORIGの人気ハイエンド空冷CPUクーラーをピックアップして、スペックを一覧表にしました。一部比較用にTDPの記載がある低TDPの機種も入ってます。
空冷CPUクーラーが選べない
水冷が流行ってますが、、私はまだメンテナンス性に不安があるので、空冷PCを組む予定なのです。しかも、トレンドのAMDではなくintel。9700kか9900k(LGA115x)を選ぶ予定。オーバークロックする予定は今の所ないですが、気の迷いでする可能性も。。
パーツはほぼ選び終えたのですが、やっぱりCPUクーラーだけ決まらない。正直、統一指標がないので選べないんです。
GPUなんかはそんなにバリエーションもないので、色々なベンチマークを見ていれば推測できるのですが、CPUクーラーは発売されている年代がバラバラのため、レビューに使われているCPUもマザボもケースも違う、、比較しづらいんです。
まあブログで記事にするなら、全部購入して実験できればいいんでしょうが、、そこまでのパワーもない。ということで、公開されているスペックから何となく推測できればと思って一覧表にしてみました。
体積順に並び替えています。
エクセルで表にしたのでそのまま掲載できれば良かったのですが、なぜかブログ全体の体裁が崩れまくったので画像にしました。
手作業によること、メーカーの仕様の変更、代理店の変更によってスペックが変わることもあるので、購入の際は各メーカーの正しい数値をちゃんと確認してくださいね。
とりあえず一覧表にして体積順に並べ替えてみました。TDPはヒートシンクとファンの大きさにある程度比例するだろうという推測からです。
また、TDPはメーカーによって指標が違うらしいので、違うメーカー同士を比較できません。ただ、同一メーカー内では指標があるはずなので、参考にはなるとは思っています。TDPの記載がないメーカーも多いですが、上記辺りを参考にすれば推測は可能かなと思っています。
人気の「ノクチュア」
ノクチュアはスペック見る限り、ファンのサイズのわりに風量が強いイメージです。ヒートパイプも6本以上あり、ハイエンドに相応しいスペックになっているようです。
ノクチュアで一番冷えるクーラーは現状「NH-D15」ですが、あまりに大きい。「NH-D15S」もファンをシングルにしただけなので、まだ大きい。
そこで、ある程度コンパクトさも求めるなら、120mmを2基搭載している「NH-U12A」か、「NH-U14S」になりますが、比較しているレビューはなさそうです。
120mmのファンをぶん回すより、140mmをほどほどに回すほうが風量強いようなので、悩ましいですね。ただ、ヒートシンクのサイズと、ヒートパイプの本数を考慮すると120mmファン搭載の「NH-U12A」が無難かもです。 最大回転数が2000RPMなので本気出すとうるさそうですが、、
シンプルデザインの「Thermalright」
サーマルライトのハイエンドCPUクーラーは、MACHOシリーズとシルバーアローシリーズになると思います。シルバーアローは上記2種類とも320WとTDPがすでにハイエンドなので、サイズ感とデザインが気に入れば最前の選択です。
ただ、ノクチュアやシルバーアローは色が独特、、そこが許せなければMACHOになるんですよね。
MACHOだと「Le GRAND MACHO RT」がTDP300Wです。一回り小さい「MACHO Rev.C」はTDP240Wです(横幅が1cm短い)。さらに一回り小さい「MACHO 120 REV.B」はTDP200Wです。微妙な差すぎて逆に選びにくいですね。。ケースに入る最大サイズを選ぶのが無難かと思われます。
サイズだけで言えば「MACHO 120 REV.B」とノクチュアの「NH-U12A」がほぼ同じです。価格は倍ぐらい違うので性能もだいぶ違うとは思いますが、、
安定の国産クーラー「サイズ」
どのランキングでも人気なのは虎徹マーク2です。
しかし、ハイエンドCPUだと定格でギリギリいける!いや、無理だった。などとレビューは不安定です。実験環境が違うので、どれも参考値の域をでません。
であれば、もうワンランク上を攻めたいところ。ただ、忍者5は大きすぎるので、風魔2か無限5が候補になります。
冷え方だけでいけば風魔2で確定ですが、少しでもサイズを小さくしようと思うと悩ましいところですね。
手に入りにくくなった「CRYORIG」
デザインは結構好きなのですが、最近販売している箇所が少ないクライオリグ。
上記表を見てもらえれば分かるのですが、サイズの割にTDPがやたら低い。控えめ表示なのか、事実なのか分からないので手が出しづらいんですよね。ヒートシンクのサイズやファンサイズが変わってもTDPが一緒だったりするんです。。
まあ250Wとか普通に考えるとハイエンドCPUでも余裕ですし、160Wでも定格なら問題ない数値ですけどね。。
ただ、サーマルライトのヒートシングが薄い「TA-120」がTDP200Wなので、ちょっと気になる。どちらかといえば、サーマルライトの数値の方が怪しいのですが、、
Noctua vs. BeQuiet vs. Cryorig vs. DeepCool - YouTube
この動画の2分10秒辺りをみると「NH-D15」と「R1 Universal」が比較されています。高負荷時に76℃と78℃で、「R1 Universal」は+2℃のようです。
デザインと冷え方を考慮すると悩ましい
CPUクーラーのサイズを考慮するとこの辺りがバランスよく見えています。
購入予定のケースは、define R6か、nzxt H700なのでサイズ的には問題なさそうです。ノクチュアはあの色がね、、そうなると「MACHO Rev.C」か「風魔2」なんですよね。CPUは定格で密閉PCケースのエアフローをよくすればTDP200Wの「MACHO 120 REV.B」でも行けそうな気がするしな、、どうしようかな、、
と迷っているとめんどくさくなって、もう水冷でいいんじゃないかと思えてきて。水冷について調べているとメンテナンスフリーの水冷も2.3年で水漏れ、故障、、やっぱり空冷だなと思い、無限ループ。。。
一応、メーカー順の一覧表も載せておきますね。
まあノクチュアがカラーバリエーション出してくれれば解決するんですが、来年以降になるそうで、、無限ループはまだ終わりそうにないな、、
後日、PCパーツを購入しました。
結局、Noctua NH-D15も買ってしまいました汗。