ここ一カ月、妻と私でドライヤー選びをかけた戦いを繰り広げていました。
最終候補に残ったのは、パナソニックの「ナノケア EH-NA0G」と、ノビーの「プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアードライヤー NIB3001」。
ダイソンは途中で候補から外れました。
私の中では完全にノビーだったのですが、高浸透「ナノイー」の効果を机上では確認できないためドライヤーをレンタルすることにしたのです。
高浸透「ナノイー」を実感できればナノケアを買う。実感できなければ「NIB3001」を買う。簡単な勝負です。
ナノケアのドライヤーが届く
レンタルとはいえ綺麗なパッケージですね。
最新のナノケアです。ネイビーはカッコいいですね。今までは赤、白、ピンク、パープル!みたいな女性的なカラーでしたから。男性にもおすすめなカラーです。
背面メッシュですね。取り外しはできそうにありません。
独特なメカニカルな雰囲気を感じます。
操作は簡単シンプルですね。手元の風速切り替えスイッチと、機能切り替えボタンがひとつずつ。
実際に使ってみた
おおおお!風が強い。風速、風量ともに思ったよりありました。ナノケア「EH-NA0G」は、1.5m3/分。ドライヤーフードを使うと風量が落ちるのですが、外せばかなりの量がでてきます(ヘアセット時以外はフードは使わなくてOK)。
以前使っていたノビーの「NB2501」は最大0.8m3/分なので、約2倍です。ナノケア系は風量が多くないと言われているようですが、「EH-NA0G」は十分でした。
風速をはかるため普通のピンポン球を買って真上で浮かせてみました(四方、壁から50cm以上離れた場所で検証)。
「EH-NA0G」は高さ27cmに。2000円のドライヤーは同じく風量1.5m3/分ですが、高さは12cm。「EH-NA0G」は思ったより風速もあるようです。
これだけあればダイソン級の風量は必要ないですね。必要十分。
心配していた重量も全然大丈夫。むしろノビーより軽い。
色々なモードも使ってみました。
私にはHOTは熱すぎました。と言っても良くある普通のドライヤーの温度です。少し距離を取れば乾くのも早いので使う人が一番多いモードかと思います。
個人的にはAUTOかSCALPモードの低い温度で乾かすのが好きですね。SCALPモードだと最初は頭皮がヒヤッとするのですが、ジワジワ乾いていきます。今の時期だとAUTOが一番心地よい温度になっていました。
温冷の切り替えモードも良さそうでしたが、こちらは最後の仕上げに使うと良い感じでした。濡れた状態からだと冷たい風は必要ありませんからね。
ヘアドライの最後にCOLDモードで髪を締めたいタイプなのですが、何回もボタンを押さないとCOLDモードにいけないのは少し手間でした。
SKINモードも試しました。潤ったような。変わらないような。若干潤っている気がします。プラセボかもしれません、、
SCALPモードは子どもの頭を乾かすのにもおすすめ。HOTは子どもには熱すぎるため、大人よりももっと距離を離してドライヤーを当てないといけないのですが、このモードだと約10センチほどの距離で当てることができます。そのため風が強く乾くのが早いし、熱くないので子ども嫌がらない!と良いことがいっぱい。この温度設定は絶妙でしたね。
シンプルな操作を優先しているため、モードを都度切り替えるのはやっぱり手間。
濡れた状態から使うヘアドライは、HOT・AUTO・SCALPのうちどれか1つしか使わないと思うので、これで1ボタン。その後、COLD、温冷、SKINモードみたいなオプションモードで別に1ボタンあると便利かなと思いました。
髪のサラサラ具合について
そうです。ナノイーを実感できるかどうか。
私は1つ失敗を犯しました、、
このドライヤーを借りる前、一時的に数日間2000円のドライヤーを買ったのです。マイナスイオン的なものがなにも付いていないシンプルなドライヤーです。
そこからこの3万円クラスの潤いマックスのドライヤーのギャップは相当なものだったと思います。
ナノケアを使ったその夜、妻が絶叫してしまいました。余りのサラサラ具合に珍しく自分から感想を言いに来ました。つぅるつぅる!と。
「NIB3001」のドライヤーはレンタルをしていません。交渉材料がなくなり、私は完全に敗北しました。
(知り合いの美容師さんによると。髪表面のツヤ感に関してはヘアドライ後、冷風を当てればどのドライヤーでもツヤはでるらしいです)
無事購入
あれから一週間、小さな抵抗はしましたがナノケアを購入することにしました。
新品のドライヤーは気持ちがいいですね。と言っても使い心地はレンタル品とまったく同じです。
このドライヤーを購入するにあたり1つ困ったことが。。
ドライヤーのスタンドが無いんです。専用台もサードパーティ製もありません。
洗面所下のドアに付けるタイプや直置きタイプなどもありましたが、子どもの手が届くところに置くのは危険と判断し、色々悩んだ結果、3Mの「コマンド フック 」Mサイズを使うことにしました。
約595gに対して、耐荷重1.3kgと申し分ありません。
洗面台の横の隙間に貼り付けました!もちろん、子どもの手が届かない1m以上上に。
ドライヤーのフックをここに引っかけます。穴のサイズはギリギリセーフ。
なんということでしょう。綺麗に収まりました。
ドライヤーを収納モードにしていない場合は少しはみ出ます。
いいじゃないですか。とりあえずこれで運用してみましょう。
まとめ
当初、ナノイーに関しては短髪の私はなかなか実感できませんでしたが、髪の長い妻では明らかに違ったようです。
何度か使っていると乾かした直後は少し硬めな仕上がりなのですが、少し時間が経つとサラサラしてきますね。髪質によるのかもしれませんが。
あと、口コミだと寝癖が付かない!とか書いてありましたが、私の場合普通に付きました。ただ、水で濡らして乾かすとすぐ直ります。これには驚きました。子どもも同様です。寝ている間に数回転がるのでいつも髪の毛が爆発しているのですが、なぜかすぐ直りますね。ナノイーの効果なのでしょうか。
ということで。
子どもも低温だとあんまり嫌がりませんし、妻が喜んでいますし、家族で使うドライヤーとしては最適と判断しました。予算は当初の2倍になりましたが。