「プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアードライヤー NIB3001」を購入するまでの軌跡をここに。
約8年で息絶えたドライヤー
我が家のドライヤーが昨日夜、ついに壊れました。
私と子が使った時は普通だったのですが、その後妻がドライヤーを使おうとしたとき、温風がでない!と叫ばれました。
使っていたのは、2014年に購入した「tescom」のNOBBY「 NB2501」という美容室など業務用のドライヤーです。
いきつけの美容室がNOBBYを使っていて、凄くいいからと使い方まで教えてもらうほどオススメされたのですが、美容室では購入できなかったため当時ネットで購入しました。
8年ちょっと使えましたね。さすが業務用です。
新しいドライヤーを検討
こういうこともあろうかと、事前にチェック済みです。
信頼と実績のNOBBY様が一般向けに手を差し伸べてくれた製品「プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアードライヤー NIB3001」。
「 NB2501」と比較しても風量UPで乾きやすいさUP。温度調節も可能でもうアチアチの心配はなし。素人が自身に向けて使うには大変だった美容師の技術フリフリを実践できなくても、熱ダメージを軽減するケアドライフード付き。
今まで業務用ノビーのデメリットだと思っていたことがすべて払拭。まあ重さは残りましたけど。もう正直、コレ1択です。
そんなとき、妻から一言。
(妻)ダイソンの方が風量強くて早く乾くんじゃない?ナノケアの方が頭皮や髪に良いんじゃない?復元ドライヤーとかそういうのじゃなくて。
(私の心)え?以外と種類知ってる?なにを考えている、、
(私)ダイソンもナノケアも高い、、よ?とサラッと返す。
(妻)何年も使うんだから良いよ。もういい歳だし妥協せず良いやつ買おう!
(私の心)え?一切妥協してないですが、、
(妻)夫婦貯金から出していいよ!
(私)真じっ素か!いいんすか(好きな家電を買うときは自腹切ってました)
(私の心)給料前。。揺れる心、、
(私)でも急にそんなこと言われても?今買いに行けば今日の夜には使えるよ?検討してたら、、数日間ドライヤー無しになるんですけど、、
(妻)・・・
(私)分かった。つなぎで安いドライヤー買ってくる。。。
いつもは家電に一切口を出さない妻がめずらしく絡んできた。
これはヤバい、、絶対ほしいやつがあるときの反応。
ダイソンか?ナノケアか?これはダミーでリファとか言い出すのか?、、
競合対策を考える
「 NIB3001」は風量が記載されていない。
とりあえず、風量が多い方がいいという妻を押さえ込むために、メーカーサポートに電話してみた
「NIB3001」
風量は、最大1.3m3/分、ドライで1.1m3/分、セットで0.8m3/分
ちなみに前使っていた「NB2501」は最大0.8m3/分
温度はハイで約110℃、ミッドで約90℃、ローで約80℃
AUTOで110~0℃
「1.3m3/分」は1つ前のナノケアと同じ風量。
ダイソンの風量は、2.4m3/分と圧倒的。
今まで使ってたドライヤー0.8m3/分と比較すると、1.3m3/分でも1.6倍に風量UPして十分満足だというのに、、
しかし、これでは完敗する、、
このスペックだけで話すると完全にダイソンに呑まれる、、
ちなみに温度は110℃と高めの設定。1300Wと家庭用としては大きめの出力だから、風量と温度のバランスを考えた設定なのかな。
ダイソン対策
安いドライヤーを購入するついでに、量販店に実機を確認しにいきました。
店員さんのおすすめを聞いたところ。美容目的ならナノケア。風量ならダイソンかモンスター。じっくり乾かしたいならノビー。という感じでした。
テスコム Nobby by TESCOM「NIB3001」です。やっぱりこのドライヤーカッコいい。
いや、ダイソンを検証せねば!
ダイソンは2.4m3/分とさすがの風量と風圧。これは凄い。風の塊が飛んでくるようだ。パーツもガジェットオタクが好むようなものばかり。
ちょっとダイソンに心引かれました。
ナノケア「EH-NA0G」は、1.5m3/分。風当たりは優しく音もそんなに大きくない。さすがにイオンは実感できなかったが、口コミを信じればかなり良さそう。
ふと、ドライヤーコーナーを見るとテスコムにも同じようなスペックのドライヤーを発見。「TID2400」風量は、2.3m3/分とダイソンとほぼ互角。でも手や顔に当たる感触はダイソンとはちょっと違う。
ん?どういうことだろう。
ノビーは美容院で圧倒的支持を得ているのに、風量が少ない機種を美容室向けに出している?なぜ?
テスコムブランドでは、風量の多い物も出している。ということは開発能力の話ではない?なぜ?
ここに解決策があると思い、迷惑かなと思いながらメーカーサポートに聞いてみた
ノビーのドライヤーはファンが横にある風車のような構造(シロッコファン)。
その構造だと風の風速を高めることができる。その一方で風量は扇風機のようなプロペラファンと比べると低くなる。
ではなぜ、美容院向けにシロッコファンを採用しているかというと、風速が早いと髪をかき分けて奥の地肌まで風が届きやすいから。
ちなみに風量が高いだけでは、風は遠くまで届きにくいらしい。
ノビーのドライヤーは、風の出口が小さいのでピンポイントで遠くまで届くのが特徴。狙った位置に風を当てることができる。美容師がドライヤーを横に振っているのは、温度を調節しながら髪の奥まで乾かしているから。とのこと。
また、今回検討している市販向けの「NIB3001」はそのテクニックをカバーするためのパーツが用意されている。
シロッコファンは髪の長い女性向き、男性はプロペラファンの風量が高いもののほうが乾きやすいらしい。
なるほど。理解できた。
実機を触ったとき、手に当たる風圧の感じ方の違いはこれだったのか。
それにしてもテスコムのサポートはとても親切ですね。この価格帯でメーカー2年保証というのも助かります。
と、サポートにお伺いしたあとにシロッコファンとプロペラファンについて調べていたら、テスコムの記事を発見。
大風速タイプのNIB3001は、業務用ドライヤーと同じファンとモーターを使用することでスピードドライを実現。さらに、付属の「ケアドライフード」を使用することで風を適度に分散してくれるので、一点に熱が集中しすぎることも無く、美容師さんがドライヤーを左右に振って温風を当てるテクニックを自宅で再現することができるんです。
全く同じことが書いてあった、、
ファンについてちょっと調べれば出てきたのに、サポートの皆さますみません。
一般家庭向けのドライヤーは振らずに使ってもらえるよう設計してあります。むしろ振ってしまうことで風の温度が下がってしまうこともあるのでドライヤーはそのまま、髪をもう片方の手で少し散らすようにしていただければOK。
知ってました?プロペラファンのドライヤーは振らないんですって!
さらに、がっちりマンデーでも取り上げられていたようです。
製造している「テスコム電機」に聞いたところ、最大の特徴は“風の速さ”。
一般向けドライヤーが秒速5~7mなのに対し、Nobbyは秒速17m。風速に3倍もの差があることが分かります。試しにそれぞれのドライヤーにピンポン玉を乗せて風を出すと、違いは一目瞭然。
そういえば、テスコムのがっちり見た記憶があるような、、
ダイソンは実機で確認する限り、風量も風速もかなりあったように思うが、そこはスルーしてドライヤーの形状で突破することにしよう。
ヒカキンがダイソンでピンポン球を浮かしている動画を発見、、
さすがダイソン、、3倍増しの価格だけあってあんな小さなファンなのにピンポン球がかなり高く上がる。すごい。
これは見せないでおこう、、
『Nobby NB3100』は風速17m/秒という記載を見つけた。
一方ダイソンは風速を公表していないけど、風速22m/秒というブログレビューを見つけた。他にも毎秒42mの風速という記事も。、、、
計測方法が特定できないので単純に比較はできないが果たして真実は、。
デザインや風量だけじゃない!?ダイソンのヘアドライヤー「Supersonic Ionic」の特筆すべき10の特徴|@DIME アットダイム
とりあえず、風量よりも風速が大事なんだ!という武器を手に入れた。
ナノケア対策
ナノケアについては正直、対策がとりづらい。
以前、OHラジカルについては色々調べたこともあるけど、個人ではプラセボを除いて実感を明確化することは難しかった。
裏付けデータになる論文も目を通したことはあるけど、深入りしすぎると知恵熱が出そうな世界が広がっていて、語彙を調べながら感覚では理解できるが、それが正しい実験方法なのか、その結果に不備はないのか、など追えることはできなかった、、
いまは技術が相当上がっているはずなので、鈍感な私でもより明確に体感できる可能性もある。今は妻もいますし。
ナノケアの発売当初ならまだしも、何年も発売し続けていて口コミでも絶大な支持があるから、、
どうする?手っ取り早く体験するしかないのか?やむを得ないか、、
とりあえず、風量は「NIB3001」を互角。構造上、風速は圧勝。
その上で高浸透「ナノイー」の効果が価格ほど実感できなければ私の勝ち!実感されてしまうと私の負け、、
体感期間が長ければ慣れてしまい、これでいいんじゃない?になってしまう恐れもある。
私はそんな不利な勝負するしかないのだろうか。。
未だに妻の真意は分からない。。とりあえずジャブ打ちから始めることにした。
こんな感じで妻とドライヤーの戦いが始まった。