ダブルベッドに3人はしんどい
もともと私たち夫婦は何年もベッドで寝ていました。
子どもが生まれてからはベッドに横付けできるベビーベッドを購入して使っていたのですが、子どもがベビーベッドを嫌がり、ダブルベッドに3人が寝るという状況に。親ふたりとも一切寝返りを打てない生活が続きました。
約半年を過ぎた頃、私たちの肩や腰が痛くなりはじめ、さすがにこれが続くと身体を壊すと思い、ベビーベッドを片付けてマニフレックスの三つ折りのメッシュウイング(シングル)を購入。
私が忙しいときはダブルベッドに妻と子ども、メッシュウイングには私が寝る。妻が忙しいときは私と子どもがダブルベッドに寝て、妻がメッシュウイングで寝る。という生活を始めました。
子どもがベッドから落ちる
就寝中、ベッドのすぐ下にはメッシュウイングで寝ている私か妻がいるわけですが、子どもの寝相が悪く、ときどき夜中に子どもが振ってくるわけです。
1歳半まではベッドガードも死亡リスクが高いため使用できそうにありません。
これでは、せっかく別に用意したマットレスで寝ていても安眠できない、
また、子どもの意識がある状態でベッドからマットレスに降りてくるなら問題はないのですが、過去に一度マットレスからズレて硬いフローリングに落ちかけたことがありました。
ベッドの上からフローリングまでの距離はざっと50cm。受け身もとれないウトウトの状態で頭から落ちたら完全に致命傷です。
ベッドの転落事故って本当に多いんですね。かなり危険なんです。
そんなある日、日本人は川の字で寝ることにより「自立心が育つ」みたいな本を読みました。
ネットにも色々な記事があって、海外のように別部屋で寝かせるメリット・デメリット、川の字になって家族で寝るメリット・デメリットが書いてありました。
ほかにも色々調べて家族会議を行った結果、寝んトレも中止せざるを得なかったぐらい頑固で甘えん坊の我が子は川の字で寝る方が向いているだろうと夫婦の意見が一致。
仕事の都合で平日は保育園に行ってもらってますし、夜ぐらいしか一緒にいる時間がありませんからね。一緒に寝ようということに。
ということで、ベッドによるリスクの回避と子どもの性格を考慮した結果、ベッドを排除して、川の字で雑魚寝するのが現状のベストだと結論付けることに。
参考になった一部の記事を置いておきますね。
アメリカの研究によると、意図的に6歳までベットシェアをしていた場合に、ベッドシェアをしていない人たちに比べて認知的スキル(知能など)が高かったという報告がされています。また、幼児期(~6歳)まで親と一緒に寝て、夜間の安心感が強くなることで、日中の行動がより自立的になるという研究報告もあります。乳幼児においては、独り寝をしている子の方が、おしゃぶりや特定の寝具(タオルケットやぬいぐるみなど)への執着が強く、親指しゃぶりの習慣やおしゃぶりを利用する期間が長いと報告されています。これらは、独り寝とベッドシェアによる子供の情緒的安定の差であるという解釈がされています。
添い寝というとお子さま中心の川の字で寝られるかたが多いと思いますが、5,000件以上の家族の寝かたを調べたデータとその統計学的な分析から、お子さまの自立を考えた際におすすめなのは、母親中心の川の字です。
こちらの記事は一覧表になってい見やすいです。
そして、川の字で寝る方法を模索しました。
たどり着いたメッシュウイング2枚使い
結論からいうとメッシュウイングのシングルとダブルの2枚使いです。
高さの低いベッド2連結も考えましたが、どうしても30cm近い高さになり落下の不安は消えず。
1枚でキングサイズ以上のマットレス直置きはさすがに大きすぎる。
スノコの使用も考えましたが、マットレスとスノコの両方を片付けるのはメンテナンス性が悪すぎる。という結果に。
そこで、女性一人でも重くない(毎日立てかけられる)、子どもが落ちても致命傷にならない。将来、子どもが大きくなったときにも使える耐久性とサイズ。
これらを考慮した結果、将来子どもが使えるシングルサイズと、将来夫婦がベッドに戻したときにも使えるダブルサイズの2枚使いが良いとなりました。
マットレスも色々調べたのですが、子どもが窒息しない硬さであり、10年近く使える耐久性、そしてメンテナンスしやすい3つ織りをクリアしたのはメッシュウイングでした。
すべてはこの記事がきっかけです。
3.お勧めする理由① ベッドからの転落防止
4.お勧めする理由② 親子の距離感
5.お勧めする理由③ うつぶせ寝による窒息防止
6.お勧めする理由④ ふとんの継ぎ目が気にならない
7.お勧めする理由⑤ 家族構成の変化に対応しやすい
8.お勧めする理由⑥ 価格がリーズナブル
【マットレス】小さなお子様連れのご家庭に『マニフレックス メッシュウィング 』をお勧めする理由。 | 西部製綿公式ブログwritten by 自称“日本一”文章を書くのが好きな寝具店社長
書いてあることがすべてど真ん中。
これはやっぱり最良の選択だ!と思いさっそく近くの東急ハンズやイオンモールなど、マニフレックスの正規代理店で色々なマットレスを試してみました。
背中を押してくれた感謝の気持ちを込めて、こちらのショップで購入も考えたのですが、お店までの距離が遠かったので(コロナ禍ということもあり遠征は控えました)、マニフレックスのメッシュウイングは近くのイオンモールで購入しました。
また機会があった際はお世話になりたいですね。
メッシュウイングが届いた
配送依頼をしていたダブルサイズのメッシュウイングが届きました。さっそく、シングルサイズと一緒に並べてみました。ベッドは処分済み。
横幅はシングルで約97cm、ダブルで約137cmです。40cmの差ってこうしてみると、思ったより差がありますね。
シーツを洗っているときなどは、ここまでコンパクトになります。
試しに広げてみました。
7畳ぐらいの寝室ですが、横幅234cm、縦198cmは中々の広さ。
子どもがジャンプして大騒ぎしていましたよ。
ついでに買ったピローグランデ
マニフレックスのピローグランデです。マットレスを下見に行ったとき、このピローグランデの気持ちよさに思わず購入してしまいました。
高反発の枕です。普通の枕と違い肩まで枕に乗せるタイプなのですが、、非常に柔らかくて気持ちがよいです。
妻も欲しそうな目をしていたので、2個購入しました。安く済ませる予定が思わぬ出費です、。最近では、寝相の悪い一歳半の子どもがこの枕に抱きついて寝ていることもあり、私は枕なしの生活を強いられています。。
防水おねしょシーツを併用
当初、プロテクトアベッドの防水透湿シーツを購入しようと思っていました。
しかし、価格が高くシングルとダブルの2毎買いだと1万円超え。予備まで購入するとシーツに2万円か、、さすがに高いな、、
ほかのシーツも物色していたところ、「表面に綿素材が使われているからそんなにムレない」という感じの口コミを多数発見。
それなら1枚辺りプロテクトアベッドの1/4の価格で買えるケラッタのシーツでいいじゃんとなり、2枚セットのシングルとダブルを購入しました。合計4枚でもプロテクトアベッドの半額だから安いですね。
買ったのはゴムバンド仕様のホワイトです。
防水シーツはメッシュウイングのすぐ上に、その上におまけでもらったマニフレックスの純正シーツ「コットンパイルBOXシーツ」を重ねました。
これで嘔吐やお茶をこぼされても大丈夫ですね。
防水シーツと純正シーツを重ねた状態でも、そのまま立てかけることができます。見た目はダサいですが、寝室には普段だれも来ませんからね。
(マットレスを干すのが目的のため、あえてピタッと畳んでいません)
毎日立てかける予定&常時エアコンを付ける派なので、マットレスの下に敷く除湿シートは購入しませんでした。
最近では、下記のような三つ折り専用のシーツ「オートマBOXシーツ」も販売されているようです。普通のシーツでも立てかけることができるので、これ必要?ですが。
数ヶ月使ってみた感想
意外と立てかける負担は少ない
毎日立てかけるはしんどいかなと思いましたが、以外と余裕!高反発ウレタンは以前使っていたポケットコイルマットレスと比べても格段に軽いので、妻でも楽々でした。この立てかけたマットレスの上に枕などを置いています。
マットのズレも許容範囲
マットレスを2枚並べたときの隙間を予防するために、フローリングに滑り止めを置くか検討したのですが、奥にシングル、手前にダブルを置くことで思いのほか分裂しなかったです。多少は隙間が空くのですが許容範囲かなと思います。
気になりだしたら何か考えます。
子どもが落ちてもセーフ
購入して数ヶ月経ちましたが、横幅234cm、縦198cmとかなりのサイズなので子どもが寝返りをしてもマットレスから落ちることは無くなりました。
実は一度だけ、夜中に子どもが起きてお茶を取りに行ったときマットレスの隅を踏んでしまい、こけてフローリングに頭をぶつけたことがありました。
やばい!と思ってすぐ起きて駆けつけたのですが、泣かずにケロッとしていたことがありました。マットレスの高さも11cmほどしかないので、普通にこけたときとよりも弱い衝撃だったのかもすれません。とりあえず一安心した記憶があります。
寝心地もまったく問題なし
購入当初、シングルよりダブルの方が寝心地が柔らかくて何でだ?と思って色々検証してみたところ、シングルのメッシュカバーのサイズがピチピチで、シーツが強めに張っていたようです。
ダブルのメッシュカバーはそこまでピチピチではありません。まあ製造工程の誤差範囲かなとは思いますが。寝てしまえば分からないレベルです。
メッシュウイングは硬めと言われていますが、細身の妻も快適のようで不満は一切出てきませんでした。むしろ前のポケットコイルのマットレスよりも快適そう。
心配していた寝心地もまったく問題なく快適そのものです。。
ひとつデメリットとすればマットレスの上を歩いているとき、折り目に足がハマってバランスが崩れそうになることぐらいです。
長年親しんできたベッドを取っ払って直置きマットレスにするのは、予算的にも寝心地的にも、見た目的にも勇気が必要でしたが、一応大成功でした。
あとは子どもの成長を見守るだけですね。夜は川の字で安心してぐっすり寝てもらい、昼間は親から旅立ってたくさん遊んで来てくれたら親としては本望です。