ブリーフィングの中でも異彩を放つ「TR-3 M MW WP」。今回は手持ちの「TR-3 S MW」と比較しながらレビューしたいと思います。
ウォータープルーフ仕様のバッグ
「TR-3 M MW WP」のなにが凄いかって言うと、通常のMODULEWARE で使われているペラペラのナイロンとは違い、耐久性もある840デニールのバリスティックナイロンを採用。さらに透湿防水ポリウレタン×トリコットの3層構造で防水力を強化。もちろん、ファスナーは止水ジップです。
ぱっと見はもうアメリカ産のブリーフィングと雰囲気は一緒(このシリーズは中国産なんです)。ある意味、防水仕様なので最強かも?ってレベル。
ブリーフィングのバッグはビジネスやプライベートで大活躍していて、もうすでに4つぐらい持っているのですが、雨の日やカメラ機材を入れるにはちょっと不安でした。
そんな悩みが一気に解消されたんです。
同じようなの何個買うの!って妻に怒られましたけど、、
ブリーフィングの使い分け問題
で、今回購入したのは、「TR-3 M MW WP」。
実は同じシリーズを持っていて、そちらは「TR-3 S MW」。Sサイズでした。
仕事には、もちろん「F」。
普段使いには軽量の「B&Y別注のブリーフィング2WAYバックパック」の黒とグレーをその日の気分に合わせて使っています。
BEAUTY&YOUTH on Twitter: "<BRIEFING> 別注 トラベルシリーズ
で「TR-3 S MW」はプチ旅行用だったのですが、旅行用にしては若干少し小さかったあ。。普段使いとしては少し大きい。そして重いモノを入れると型崩れする。。ということで、今回はしっかりボディのMサイズを購入しました。
「TR-3 M MW WP」
赤いラインのないブラック仕様のバッグは本当にかっこいい。生地は厚く丈夫になっているけど重さはそんなに変わりません。サイズ感も通常のMサイズと同じです。
違うのは防水の有無と、赤ラインの有無。
SとMで比べてみた
「TR-3 S MW」と「TR-3 M MW WP」。サイズも違えば生地も違う、同じシリーズとは思えないほど違います。でもこうやって比べるとそんなに変わらないですね。
とりあえず、質感の近いを見てみたいと思います。光を当てて見たけどデザインの近いぐらいしか分かりませんね。ちょっと寄ってみたいと思います。
こちらがウォータープルーフの「TR-3 M MW WP」。普通のバリスティックナイロンと同様の生地感です。
「TR-3 S MW」ですね。使われているのはコーデュラリップストップナイロンです。ここまで近づくとまったく別物です。
「TR-3 M MW WP」はアウトドア感というかミリタリー感をかなり感じます。
「TR-3 S MW」はとてもスマートで都会的なミニマムな感じですね。
「TR-3 M MW WP」のジップ部分です。よくナイロンパーカーに使われてる止水ジップ。結構ちゃんと縫製されています。
全体の雰囲気を比べてみた
この2つのバッグの容量は、約16.2Lと約21.6L。約1.33倍の違いがあります。
たかが1.3倍ですが、これがかなり違うんですよね。
裏返してみました。基本的な構造は通常仕様となにも変わりません。
デザイン的なところはまったく同じですね。
サイズが分かりやすいように、バッグをフルオープンにしてみました。結構違います。
容量を比較してみた
「TR-3 S MW」です。容量は数値だけでは分かりにくいので、実際にいつも使っている水筒と仕事用のバッグインバッグを入れてみました。
「TR-3 S MW」だとほぼジャストで収まります。容量的にはまだまだ入りますが、ここから出張などで使う下着などのインナーと整髪料などを入れるとパンパンになります。
「TR-3 M MW WP」にも同じように水筒とバッグインバッグを入れてみます。
入れる前の写真ですが、すでにバッグの巨大さに驚きますよね。
はい。入れ見ました。下着などのインナーと整髪料の他にもシェーバーや化粧水、ミニタイルなど積み重ねればまだまだ入りそうです。
背負ったイメージ
「TR-3 S MW」。日本テレビ系水曜ドラマ「同期のサクラ」でも使われてたバッグの色違いですが、これはこれでスタイリッシュで好きですね。
「TR-3 M MW WP」。1.3倍大きくなっただけですが、かなり大きくなったように思えますね。
実際に背負ってみた
「TR-3 S MW」。どうですか?プライベート用にも仕事にもどっちもいけるデザインですよね。結構容量も入るのでおすすめです。
「TR-3 M MW WP」。やっぱり大きい。日常使いって感じではなくなりますよね。
ちょっとした一人旅行とか、一日出張とかにおすすめのサイズ感です。キャリーケースを使うまででもない、、ぐらいの移動に便利です。
手で持ったイメージ
手持ちでも少し大きいです。「ネオ トリニティライナー」と比較してもワンサイズ上です。A4サイズからB4サイズにって感じです。
ただ、デザインがシンプルで主張しないので、これを持ち歩いていても多くの人はスルーだと思います。
カメラバッグとして
ということで、「TR-3 M MW WP」VS「TR-3 S MW」みたいな感じでレビューしてみました。これを買ったタイミングはコロナ禍なので正直出張にはまだ行っていません、、
では今何に使っているかというと、カメラバッグです。
ちゃんとした防水のカメラバッグを使えばいいんでしょうけど、どれもデザインが好きになれず、ずっと代用できるものを探していまして。そこに現れた防水のブリーフィングバッグ。
カメラやレンズは下記のようなクッション性のあるケースに入れているので、バッグにバラバラで放り込むだけです。
本当に雨がやばそうな日は念のためドライバッグに入れています。
雨がパラパラぐらいなら、バッグのスペースが削減できるカメラジャケットを使っています。基本、ずっとこれですね。
レンズもクッション性のあるものを使っています。これも本当にやばそうなときは、これごとドライバッグに入れています。
このコンパクトなベルボンの三脚もふつうに入ります。縦に入れることができるので、カメラのじゃまにもならず便利です。
いまはほぼカメラ用専用バッグになっちゃっていますが、大満足。あ、マチはそんなにないのでファインダーが大きなカメラだと難しいかもしれません。
コロナが収まったら出張やプチ旅行に使いたいですね。いつになるやら、