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つぐのブログです。妻に呆れられるほど細かい思考の末、最善の選択で購入させて頂いた「モノ・サービス」をレビューしています

布製品を水洗いできるリンサークリーナーとして、乾湿両用掃除機「VC-51」を買ってみた

子どもがソファとイスを汚しまくる

3歳児がいるとジュースこぼしたり、ゼリー落としたり、お漏らししたりとソファやイスが常にどこか汚れている状態が普通になります。

もちろん、ソファカバー類、防水家具に買い替えなど色々検討しましたが見た目のデザインや価格が折り合わず一旦断念。

とりあえず、このシミだらけで汚れまみれのソファとイスをなんとか綺麗にしたいと、業者さんにお願いして綺麗にしてもらいました。

しかし、その日の夜、、

お漏らし。。油断しました。。

これをきっかけに自分でリンサークリーナーを買って掃除した方が早い!という判断に。

リンサークリーナーはコスパが微妙

有名なのは アイリスオーヤマの「300」9980円、「P10」15800円、最近発売したコードレスタイプの「B400D」36080円辺りでしょうか。

コードありのタイプでも吸込仕事率は30Wほど。ハンディクリーナ程度しかありません。吸込仕事率を真空度に全振りしていたとしてもW数が少ない気がします。

「散水機能、T型ノズル、給水排水タンク」

この辺りが専用設計だからこその価格と思われます。

実はリンサークリーナーと同じような製品として乾湿両用掃除式があります。

こちらは上記の専用機能がないだけで、基本同じことができるんです。

 

例えば、E-Value 乾湿両用掃除機 10L 「EVC-100P」は6500円ほどですが、吸込仕事率は105Wあります。アイリスオーヤマのリンサークリーナーの3倍のパワーがあります。

強力なものだと350Wぐらいあったりしますが、その分本体が異常なサイズ感に、、

最初は「EVC-100P」に決めていたのですが、本体のホワイト系2色使いのカラーがどうしても好きになれずやめました。。ホワイト一色で良かったのに、、

乾湿両用掃除式を検討する

色々なメーカーを調べましたが、友人曰くメーカーは京セラ・旧リョービ の信頼度が高いとのことで急遽浮上。

リンサークリーナーに必要と思われる真空度も小さい割にあるので、これはいいじゃんと、「VC-1100」と迷って「VC-51」にしました。

 

この2種類の価格はほぼ同じ。サイズと吸引力が違います。

サイズのスペックを見たときは、そんなに変わらないから一回り大きい「VC-1100/160W」にしようかなと思っていました。

ちなみにサイズは、、

「長さ28.5x幅35x高さ37cm VC-51/80W」と

「長さ36.5x幅36.5x高さ52.5cm VC-1100/160W」

長さは8cm、幅1.5cm、高さは15.5cmの差しかありません。

いっそのこと280Wもある強力のに「VC-1100」より小型の

「長さ34.5×幅35×高さ43.5cm AVC1150/280W」にする?とか思ってみたり。

ところがホームセンターで実物を見たとき、、

これは、、思ったより圧迫感がある・・

この2機種の真空度は同じなので、小さい「VC-51/80W」にしました。

乾湿両用掃除機「VC-51」

ということで、届きました。

風量:1.2m3/min、真空度:16kPa、吸込仕事率:80W、集じん容量:乾燥 5ℓ 液体 5ℓ

乾湿両用掃除機のスペックとしては少々物足りないけど、リンサークリーナーとしては必要十分と判断しています。

以前購入したマキタの40Vハンディクリーナーでが最大100Wですからね。4万円ぐらいしますが、、

サイクロン付いてるし大丈夫かなと思ってリンサークリーナーとして使ったのですが、すぐ本体内部にまで水が入ってきたので即取りやめました。。

壊れたら大変なので乾湿両用の専用品が安心です。

話を戻します。

いいじゃないですか。男心くすぐる無骨な工具感!

リョウビのロゴは赤い色でしたが、京セラは黒なんですね。デザインに統一感があってはこれはこれで好きです。

ホースを排気口に接続すればブロワにもなりますが、風量が少ないので期待しない方がいいかもです。

吸い込んだ空気は上部に排気します。ここに付属のパーツを付けると側面に排気もできます。室内で横向きに排気すると埃を巻き上げて大変なことになるので上向きで使用予定です。

防水処理されているのがオンオフのスイッチですね。

これが純正のカートリッジフィルタースタンダードタイプ、乾式専用です。

これが純正のスポンジフィルタ、湿式専用です。

この上記2つが標準で付いてきます。

そして別途購入したウォッシャブルタイプ、乾湿両用です。

いちいちフィルターを取り替えるのがめんどうなので乾湿両用を購入しました。

このほかにHEPAタイプ、乾式専用のダストバックなどのオプションもあります。

ウォッシャブルタイプはフィルターにしては高価だなと思っていたのですが、中身を見て納得。樹脂繊維のフィルターを金属パーツで補強されていました。

中身はこんな感じです。ここにゴミや汚水が溜まります。

小型のため排水口は用意されていないようです。

これが排気の方向を変えるパーツですね。上からはめているだけ。

ケーブルは巻き付けて収納します。

付属のパーツ。簡易的な感じですが、品質は問題なさそうです。

シンプルな構造のヘッド。今回は使用しません。

リンサークリーナーとして使うので、このハンディパーツを使いましょう。

イスを掃除してみた

このイスは以前レビューしたロウヤの安いイスです。汚れがピークになった際に一度買い替えましたが、きりがないので掃除します。。

約1ヶ月前、お味噌汁かお茶か何かをこぼされた跡。綺麗にふき取って、トントン叩いたのですが、汚れが広がっただけでシミが残りました。

写真だと見にくいですが、全面に広がるシミがあります。

肉眼だと正直座りたくない汚れです。一度でこれだけ汚れました。。

用意したのは少し冷ました熱湯と、アルカリ電解水。強アルカリ電解水が良いらしいですが、子どもが触れると怖いので今回は弱アルカリ電解水にしました。

イス全面にスプレーします。その後5分から10分ほど置くと汚れが浮くとかなんとか。

アルカリ電解水は少し乾燥してきたので、熱湯をかけました。これでアルカリ電解水ごと汚れを吸い取っていきます。

おおー乾湿両用掃除機がうなりを上げながら水分を吸い取っています。

撮影しながらなので手元がブレブレですが、写真でも分かるぐらい水分を取っていますね。

これをイス全体にしていきます。

約10分ほどで隅々まで掃除機をかけることができました。

タンクを見てみます。

思ったより水が少ない!確かに霧吹きボトルの水は全然減っていないので吹きかける量が少なかったかもしれません。というか汚い、、

アルカリ電解水も熱湯も透明だったのに、、

こちらが掃除した直後の写真。シミが取れている?

なんか綺麗になっている気がします。

いやなんだか少しムラがある?

もう一回掃除した方が良さそうですね。

もう一度掃除しました。

その後、エアコンの下に置いて数時間放置しました。

お?良い感じじゃないですか?

シミ全部消えているように見えます!!

いやこれシミなくなってますね!!

掃除した感想

今回乾湿両用掃除式で初めてリンサークリーナー的な使い方をしてみました。

80Wの掃除機でも全然問題ないですね。もちろん、置く場所に問題がない方は160Wや280Wのような強力な掃除機を購入した方が、布の中の水分をより確実に吸い取れるので満足度は高いと思います。

マンション住まいならこのくらいのサイズ感がありがたい。

乾湿両用なのでリンサークリーナー以外にも、玄関やベランダを水洗いして、その後吸い取るというような使い方も全然OKです。むしろそちらが本業。

唯一残念だったのは、音です。かなりウルサい。

昔の掃除機ぐらいという口コミは見ていたのですが、昔の掃除機ってやばいですね。

正直、マンションだと夕方以降は使えません。音も振動も想定外。

ドライヤーやダイソンの非じゃないですよ。

普段は湿度の高い場所にあるドラム式洗濯機のゴミ取りをしてもらおうと思っていたのですが、さすがに断念しました。

もうひとつ残念だったのは乾湿両用掃除式の掃除がめんどくさいこと。

これは他のリンサークリーナーでも同じですが、ホースや本体に汚水が流れているので気になる人は、気になりますよね。

長いホースの水洗いはちょっとめんどくさい。

室外専用とかであれば汚れも放置でいいかと思いますが、室内用だと毎回掃除するのでちょっと気合いいります。

まとめ

リンサークリーナー目的として購入した乾湿両用掃除機ですが総じて満足です。

業者さんに頼むと安くても一脚5000円前後。すでに3脚分の掃除をしたので元は取れていると思っています。

1万円以上出費するのにリンサークリーナーとしてしか使えないのはもったいない!と思っている方は、乾湿両用掃除機を購入してみると幸せになれるかもしれませんね。