J.Mウェストンのローファーを購入したのでレビューしてみる。
フランス靴で有名なJ.Mウェストンとパラブースのロファーが揃ったので色々な角度から比較してみたいと思う。
ぱっと見ではロングノーズとショートノーズのローファ。同じ国だけあってイギリス靴とは違うシンプルなデザインが印象的ですね。
ちなみにサイズですが、アドニスは6、180は5ハーフD(UK表記で6ハーフD)。
俯瞰から撮影した写真です。レングスはアドニスが一回り大きな印象。ウィズは若干180の大きいかなぐらい。
片方ずつ並べてみました。
アドニスは気持ちボテっとした雰囲気で、180はメリハリボディですね。
正面から撮影してみました。甲の高さが違いますね。こう見るとまったく違い靴に見えますね。
サイズを間違えたかのような踵のサイズ感にびっくりです。アドニスは踵が広がっていて、180はキュッと締まってみえます。
パラブーツのアドニスはゴム底です。雨の日にも履けるのでプライベート靴はゴム底ばかりになっていますね。
J.Mウェストンは革底です。晴れの日の仕事では革底メインですね。履く前は天候のチェックが必要なので多少気を遣います。
パラブーツのアドニスを実際に履いてみた。
少し前の記事で履いたのですが改めて履いてみました。2回目なのでアドニスはさらっといきます。
履き心地はジャストで、靴の中にある指もきれいに揃っています。履いていて気持ち良いですね。
ランスが6ハーフに対し、アドニスは6でひとつ小さめを選んでいます。
横からのアングルです。甲の高さぐらいも丁度よく、違和感ゼロです。
午前中に撮影しているので足にむくみがない状態で気持ちゆとりありのジャスト。夕方ごろには少しきつめになり、革にハリが出ます。ここまで柔らかく薄い革靴は履いたことがなので将来どうなるか楽しみです。もしかしたら1.2年後には少しゆるくなるかもと心配でもあります。
J.Mウェストンのローファー 180を実際に履いてみた。
履き心地はきつめで圧迫感があります。指は靴の中で綺麗にならんでおり、甲周りと踵周りに圧迫感があります。J.Mウェストン特有の履き心地ですね。
J.Mウェストンの5ハーフDは独自企画なので、UKサイズの6ハーフDと同じです。とはいえ、なかなかの圧迫感。
横からのアングルです。踵を撮影した写真通り、踵が低く履いている靴下が見えてますね。踵もピチピチでまだ歩くと少し痛いですね。
ウィズでつま先のゆとりを確保しているので圧迫感はありますが、履き心地は悪くありません。少し履いていれば馴染むだろうなーという感じです。結構肉厚の革ですね。
購入したのは5ハーフDですが。5Dだとつま先が当たります。6Dだと踵が浮きすぎます。5ハーフEだと甲がグズグズ。5ハーフCだと血が止まります。という試着ぐあいでこちらになりました。
比較した結果、どちらも好き。
履き心地やサイズ感の違うふたつの靴ですが、それぞれにいいところがありやっぱり選べません。
育てる楽しみのあるJ.Mウェストンのローファー180
自分の足の形に合わせて馴染んでいくローファーでまさに育てていく革靴。ほどよい締め付け感で室内で2.3日履いていると十分外に出歩けるぐらいにはなります。数ヶ月後が楽しみで、数年経てば吸い付くような履き心地になるというのもわかる気がします。
革底で雨にも弱く、即戦力でもないですが、履く楽しみを味わいたい革靴好きなひとにおすすめですね。
即戦力のパラブーツのアドニス
買ったその日から出歩ける即戦力のあるローファーです。私服にもジャケパンにも合うデザインなうえ、ゴム底なので雨の日でも履ける余裕さがあります。パラブーツ特有のガチガチな革とは違いとても柔らかいので初日からストレスゼロです。ゴム底は返りが悪い印象ですが、革も柔らかいのでランスやシャンボード、ゴルフと比べても十分踵が付いてきています。
天候や服装を選ばなくてもよいローファーを求めているひとにおすすめです。