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防風、透湿、防寒ウェア サイトスレーシング インナーパンツを買ってみた

自転車

もう冬のセールも終わり、三月というこの時期だけど自転車用のインナーパンツを購入

「趣味職人 楽天市場店」で、「サイトスレーシングインナー パンツ」というものを発見した。

用途としては以前にこのブログでも紹介した「モリト」のミッドインナーボトムスと同じ系統だが、こちらはバイク専用ということで、より自転車向きなのではと思い来年の秋口から使えたらいいかなと購入した。

この商品、楽天でのレビューは多いがブログではほとんど紹介されていなかったので、素材の分析もかねて紹介。

ゴアテックスやウインドストッパーの代替えになるのか比較してみる

まずは価格を比較

「モリト ミッドインナー プラスレイヤー」 2700円。

「サイトスレーシングインナー パンツ」 5378 円。

「ノースフェイス クライムベリーライトパンツ」 18468円。

所有しているものを並べてみました。単純に価格だけで見るとかなりの隔たりがある。事前知識から判断するだけでもブランドロイヤリティと素材代の違いかなというところ。

素材のスペックを比較

素材を比較したいがモリトとノースフェイス(ゴアテックス)は性能数値を公開していないので、サイトススレーシングインナーと一般的に言われているゴアテックスの性能数値を比べてみたいと思う。

一般的なゴアテックスの性能については、こちらの内容を参照。

モンベル | オンラインショップ | GORE-TEX® ゴアテックス®

 3レイヤー地で耐水圧45,000mm以上、透湿性13,500g/m²・24hrsほどあるようだ。最近は軽量化された素材も多くざっくり下記のような感じだった。

透湿性についてざっくり説明すると1m²の生地で、1日あたり13500gの蒸気を通す。つまり1時間あたり562.5gを生地の外へ出すことができる性能を表示している。

 

GORE-TEX 
3レイヤー:耐水圧45,000mm以上透湿度13,500g/ m2-24h。
2レイヤー:耐水圧不明、透湿度15,000g/m2-24h。
パックライト:耐水圧30,000mm、透湿度15,000g/m2-24h

これに対し「サイトスレーシングインナー パンツ」 は、小松精練 という会社のサイトスと、セーレンという会社のテクノブレンという2社2種類の素材が使用されている。どちらの記事になるのかはそのときによって違うらしい。

サイトス 耐水圧20000mm、 透湿性 8000g/m2/24hrs (生地屋で公開されていた数値)

高機能ファブリック - 製品案内 | 小松精練 

テクノブレン 耐水圧20000mm、 透湿性 10000g/m2/24hrs(タグ情報)

素材一覧 | 事業案内 | セーレン株式会社

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上記数値が合っているなら、2社を比較するとサイトスの方が2割ほど透湿性が低いと思われる。メーカーが違い性能差があるというとこは、肌さわりや伸びなどの生地感も違うかもしれない。

耐水圧は同じだが、雨が降ったら自転車に乗らないので、耐水圧に関してはそんなに必要ないかな。雨が降ったときに肌まで浸透しないので不快感が少ないというメリットはある。

この商品・用途に必要なスペックを見いだす

これ系のインナーに一番必要なのは防風性能と透湿性能。防風は透気度や通気度(防風性)で表せるようだが、比較スペックがないため断念。とはいえ透湿性能が高すぎるわけでもなく、そもそもバイク用を自転車で使うので、まず問題ないと思われる。なので透湿性能について勉強してみたいと思う。

耐水圧、透湿性とは?についてはこちらのページが参考になる。

お客様センター | ブリヂストンスポーツ株式会社

このページの情報をお借りすると、大人安静時で1時間あたりの発汗量は約50g、軽い運動で1時間あたり約500g、ランニングなどの激しい運動で1時間あたり約1,000gらしい。

ということは、事務処理で動かなかったとして1時間50g×1日20時間着用で約1000g、多少動いたとして1時間500g×1日20時間着用で10000g。

上記はあくまで発汗量で計算。蒸発する汗の量ではないので注意かと(たぶん)。

透湿素材は蒸発した汗しか通せないので、基本、液体の汗をかかない日常生活なら、8000g以上であれば一日中着用しても不快な思いをしなくても済む計算になる。

新品状態の平均なので一概には言えないが、計算上は「サイトスレーシングインナー パンツ」はオッケーラインなのかなと。

それにしても最新のゴアテックスやウインドストッパー、イーベントなどはかなり薄い素材で20000gや30000gのものがあったりもするので、恐ろしいスペックということを理解した。とはいえ実際には耐水圧と冷感がその引き換えになっているのだろうけど。

「サイトスレーシングインナー パンツ」をレビューしてみる

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とりあえず平置きしてみた。シンプルなデザインでモリトのミッドレイヤーよりも使いやすそうだ。楽天でもサイズ感を気にするレビューが多かったのでサイズを測ってみようと思う。

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膝の部分は立体になっていて、足がくの字になったとき快適になるようデザインされている。自転車でも似たような体型になるので嬉しいポイント。

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内側にはメッシュが貼り付けてある。一般的なウエアのようにメッシュを部分的に糸で留めているのではなく生地に直接貼り付けてある。

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ウエストと足首は別素材が使われいて肌さわりがよい伸縮性のあるものが使われている。

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腰回りのサイズを測ってみた。約32cmだった。今回購入したサイズはMだったので商品ページの金額横にある寸評表の腰回り66cmとほぼ同じだと思われる。

またページの別の位置にウエストMサイズ165~170cm 70~80cmとある。普段Sサイズを着ているので確かにワンサイズ上を買うのが正しいようだ。

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ただかなり細い。中に薄いヒートテックは着られるけど、極暖は着られないサイズ感。膝は立体加工されているので屈伸をしてもそんなに卑屈な感じはしない。

私が細身なのでウエストも太もももギリギリセーフな感じだった。普段SでもMよりのひとはLの方がいいと思われる。歳取ってお腹に少しでも脂肪付いたらアウトだな、、

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数年前に購入した28インチの軽くテーパーのかかったデニムとの比較。

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ウエストのサイズ一回り違う、、

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インナーパンツの上にデニムを履いてみた。上を前に伸ばして自撮りなので角度が悪いが、まぁなんとかって感じ。

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太もも辺りは昨年購入した腰回りが少しゆったりで、膝下のテーパーが少しきついパンツとほぼ同じぐらいの絞りぐあい。足首に関してはさらにギュッとしている。

正直もうワンサイズ上でも良かったかなと思う一方で、細身のパンツの下に履くならこのサイズで良かったのか?とも思う、、

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後ろのパンツはSサイズだが、ゴムが付いて伸びるのでぱっと見小さめ。

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撮り方が悪いので実際よりも膝下がギュッと見えるけど、まあ履ける。

1日履いてみた感想

履きやすく動きやすい

生地はクライムベリーライトパンツなどの薄くて軽い最新のゴアテックスと比べるとかなり厚く、多少の肉厚感はある。あえて言うなら固めの極暖をオーバーサイズで着ているイメージ。裏地のメッシュが固いので、それがなかったらもっと柔らかくて薄いかも?

生地の表面は意外とさらさらしていて、オーバーパンツとの摩擦も少ないので着やすく動きやすい。実際に自転車にも乗ってみたが足の邪魔にもならないので快適だった。

ボクサーパンツ、ヒートテック、インナーパンツ、オーバーパンツと4枚着ていてもそこまで違和感はない。

ヒートテックなどのタイツとの違いを理解

ヒートテックは保温。サイトススレーシングインナーは防風透湿。この違いを理解しておくことは大切。タイツで保温しても風が吹けば体温が取られて寒い、風を防いでも保温しなければ寒い。逆に室内に入って体温が上がっても保温しなければ暑くない。一緒に着用すれば保温され続ける。人間自体が発熱しているので、気温によってちゃんと使い分けることでもっと快適な生活になる。

(たぶんベストバランスはホットコットと、このインナーの組合せだと思う)

秋口や春先など、ヒートテックでは暑いかな?でも寒いという微妙な時期や、春風など強風が吹くじにはもっと活躍すると思うので楽しみだ。

下記でメッシュ生地のデメリットを書いているが、一長一短なのはもちろん理解している。基本性能はいまのところ満足している。

膝の立体加工がかなりいい感じに効いている。

仕事中に椅子であぐらをかいても膝が圧迫されることが少ないように思う。生地の伸びが悪いがそれを補うだけの設計がされている。

色々な感想はあるが総じて満足のレベル。

改善してほしいポイントも

裏生地にメッシュが付いているのは、汗をかいたときの透湿性の確保と、ヒートテックなどのベースレイヤーなしでも着られるということなのだろうけど、メッシュ地が意外と固く、皮膚に少し擦れるような印象がある。

あと直接素肌に着ると静電気が発生するのか皮膚にペタッと張り付くときもある。ヒートテック等を着ると多少軽減される(バイク用だからしかたないのかもだけど)

素肌に着ると寒いので。というレビューがあるが、このメッシュ地があるせいで余計寒く感じるのだと思われる。

ヒートテックなどの上に着ましょう」という説明が商品ページにあったが、それならこのメッシュはいらないかな。もっと薄く軽くしてほしい。

また裏地を付けるなら冬らしく起毛素材を付けてもらえると嬉しい。

あとは、パンツの前にトイレ用の小窓を開けてほしい、、

今回購入したMサイズはかなり細身だったがギリギリセーフな感じは否めない。やはり試着している人のサンプルと情報を多くして、サイズ感をもっと表現してほしいところ。

総評

インナーパンツは毎日履き、生地の摩擦や疲労が多くなる傾向にある。そのため、あまりに高価なものが買いにくい。薄さ軽さなど欲をいえばキリが無いが、ゴアテックス系のパンツが15000円以上することを考えると、5000円ほどでこの性能があるのは十分買いだと思う。2年間3シーズンで使い買いかえたとしたら十分もとが取れると考える。一発でサイズがあえば。

数日毎日履いてみたけど、ムレることなく十分実用範囲だったので、なんだかんだで満足してる。