この冬に向けてサーキュレーターを買い換えました。
今使っているのは、リビングでエアコンに向けて放っている無印の大きいサーキュレーターと、仕事部屋で使っているプラスマイナスゼロの小さいサーキュレータの2つ。
サーキュレーターは基本機能が大事
この小さいサーキュレータが実はくせ者で、サーキュレーターというより扇風機に近い製品だったのです。私にはうまく使いこなすができず、メンテナンスしてメルカリに出すのもめんどくさく、実家送りにしました。
数年前、初めて買ったサーキュレーターということもあり、首も真上を向けず、まさかの自動オフ機能付き、小さいので音もうるさめ。この製品が悪いわけではないですが、用途に合わせたスペックを考慮しないで買った私のせいです。。
その次に買ったのが無印のサーキュレーターです。
これがなかなか優秀で、特別な機能はないものの音も静かで見た目もシンプル、角度調整の幅も広い、お気に入りですね。こいつは1年中つけっぱなしにしてあります。
あえてデメリットをあげるとメンテナンスしにくい。掃除がしにくいことぐらいです。調子が悪いときは、軸がずれてビビり音がしていますが、保証が切れた後もう5年目ずっと動き続けているので、少々のことは許してあげています。
そして初号機の買い換えとして選んだのがこのボルネード。
ボルネード DCモーターのサーキュレーター
サーキュレーターといえばこのブランドというぐらい有名どころです。通常はACモーダータイプがメジャーですが、今回はDCモーダーを購入してみました。
DCモーターに期待したこと
静音と省エネ、風量の微調整です。その機能を満たしていたのが、この6303DC-JPという機種です。羽の直径は25cmほどの中型で、DCモーターの中では人気があるのかAmazon販売でひときわお得な価格でした。
静音性に関してはACとDCで比較できませんが、メーカーの製品ページにDCのみデシベル表示があるのでDCは表示できるほど静かなのだと期待しています。
モーターの保証が10年!
サーキュレーターとしてはかなり高い部類ですが、保証期間が通常で5年(製品登録後、モーター部のみ10年に延長。正規輸入品に限る)と保証がかなり長い。
ACタイプだと小さいモデルで1年。下記のように、この製品と同様の大きめサイズでも最大3年なんです。
どんな部屋にも使える汎用性
【6~35畳用】と汎用性が高いもの理由の一つ。ACモーダーだと上記の機種でも「ターボ・強・中・弱」の4段階。これがこの機種だと99段階!
「中」でも少しうるさいな、でも「小」だと空気が動いてないし、、みたいなことがありません。風量や音を99段階、気分や環境に合わせて微調整できます。
比較的、羽も大きいので小さい羽と比べると低音の風斬り音がでています。細かく調整できるので、外がうるさいときに風量を強くしてホワイトノイズ発生器代わりにも使えるかもですね。
届いたばかりの「6303DC-JP」をレビュー
このケースを覆うでかい段ボールに入ってやってきました。
思ったより大きくないですね。無印の大型サーキュレーターを少しコンパクトにしようなイメージ。ほかのボルネードと比べても可愛らしいデザインだと思います。
背面はこんな感じ。まっすぐ直進する風を作り出すシルバーのわっか?がアクセントになっています。
サイズ感がわかりにくいと思うので、500mmのペットボトルを置いてみました。
そう、これリモコン付きなんです。オンオフ、タイマー、風量の調整ができます。仕事部屋で使うのでデスクに座ったまま風量調整ができるのは便利ですね。
裏側の足には振動を抑えるクッションが付いていました。
実際に電源をオンにしたときの写真です。99段階の数字が表示されます。パネルの「-」や「+」を直接押しても風量の調整ができます。
真上も大丈夫です。冬の暖房を使う季節は真上が必要ですね。天井にたまった暖気を床に落として部屋中を均一化します。
ちょっとだけ実験
ちょっとだけ実験をしてみました。2mに切ったビニール紐の先端をサーキュレーターの先に付けて、電源をオン!おーーー!
横から撮影してもよくわからなかったので椅子にのって上から撮影してみました。
おおーーー!これすごくないですか?きれいに円を描いている瞬間が撮れました!
WEBページなどの解説や図では、何となく渦を巻きながら直進するということは理解していましたが、ちゃんと渦を巻いてるんですねー。ちょっと感動です。
本当は部屋の気流が見える装置や煙?を使って部屋の空気の動きが見える写真を撮りたかったのですが、高価な装置を購入したりと大がかりになるようなので、一旦断念しました。。
iPhoneアプリの騒音計で計測
(このアプリが信用できるかどうかは不明)
「99」で66デシベル
「80」で63デシベル
「60」で60デシベル
「40」で57デシベル
「20」で50デシベル
オフで「46」デシベルでした。
公式では57 ~ 30デシベル未満となっています。
VORNADO - 6303DC-JP
計っている機械も距離も違うので、イメージ程度で見てもらえればと思います。ちなみに風きり音は、約2mmほど離れた近い距離で「20」ぐらいだとエアコンの通常運転ぐらいでしょうか。「25」ぐらいから気になり出します。「30」だとBGMを少し大きくしようかぐらいです。当たり前ですが、もっと距離を離せば当然もっと音は小さくなると思います。
1ヶ月使ってみた感想
私の使い方
ボルネードのHPを参考にして、部屋が少し温まってきたかな?ぐらいで、風量を「99」にして部屋全体に空気の流れを作ります。3分ほどしたら「50」ぐらいに落として、部屋の温度が均一化してきたかな?ぐらいで静かめの「25」ぐらいまで落として、仕事開始。仕事が終わるまでつけっぱなしにしています。
部屋には観葉植物がいるので、無人のときでも微風の空気の流れは作っておきたいと思い、仕事が終わっても「25」ぐらいで付けっぱなしにしています。DCモーターは電気代も少し安いのでこういうとき安心ですね。
感想
やはり風量を細かく刻めるのは便利ですね。いまのところ不満はないです。普通に買って良かった。空気もちゃんと循環してくれています。
部屋でご飯を食べた後、窓とドアを開けて、サーキュレーターを強く回して換気したりするのですが、空気がよく動いているなと関心することがあります。公式の説明だと「99」は26m先まで届くらしいので凄いですよね。
あと、DCモーターだと風量が不安定になるという口コミも見ましたが、そんな気になるようなこともないです。ごくごくたまに「ん?」ということもありますが、気のせいかな?ぐらいですね。あまりに不安定なときは問い合わせた方がいいと思います。ブログなどの記事を見る限り、メーカーの対応も比較的親切なようなので。
もっと大風量でもっと静かなサーキュレーターがあれば言うことないのですが、羽のサイズや価格とも比例して大きく高くなるでしょうから、このぐらいが妥協ラインのような気もします。この製品を検討する人は、バルミューダのグリーンファン辺りも候補に入っていると思うのですが、どうなんでしょうね。気になりますが、15mまで風量が届くと書いてあるので、気流自体は今回買った製品の方が強そうですね。
保証期間は通常5年で、オフィシャルHPに製品登録をすると10年に伸びます。
ボルネードを初購入の人はここから新規登録が必要になるので必ずしておきましょう。メーカー保証があるので大丈夫だと思いますが、価格も高いので念には念を入れたい人は、家電屋さんの5年延長保証を付けてW保証にしててもいいかもですね。