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つぐのブログです。妻に呆れられるほど細かい思考の末、最善の選択で購入させて頂いた「モノ・サービス」をレビューしています

象印の炎舞炊き「NW-LA10」と「NW-PS10」のご飯を実際に食べ比べしてみた

結局、食べ比べることに

過去、色々な炊飯器でご飯を炊いて、都度レビュー記事を書きました。

象印の炎舞炊き「NW-LA10」と「NW-PS10」も同様に「ご飯を炊いて、食べて、記事を書く」を繰り返していました。

しかし、同じメーカーの同じシリーズを比較してどっちがおすすめ!?と言われると個別に味わった感想だけでは最終判断がしづらいのも事実。

ちゃんと比較するには、同じタイミングで食べ比べしないと、どっちを買うべきかの決定的な判断ができない!

ということで、結局、人気のこの炎舞炊きに関してはやっぱり「NW-LA10」と「NW-PS10」をもう一度用意して食べ比べすることにしました。

 妻は完全に呆れ顔です。。

外観を比べてみます

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まずは2機種を並べて記念撮影します。

実際に炊くときはブレーカーの容量のことを考えて、キッチンと寝室の2箇所に分けて同時に炊飯を行う予定です。

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両機種ともパネルの操作方法は同じですね。「NW-LA10」はバックライト付き液晶だからかコンセントに繋がっていない状態だと完全にオフになっています。

この2機種、外観のサイズはほとんど変わらないはずなのに、デザインが違うだけで「NW-LA10」の存在感がすごいですね。

前までは「NW-PS10」のデザインが好きだったのですが、最近はやっぱり「NW-LA10」の方が好きかな。

米を研ぎます

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同じ米、同じ回数で米を研ぎ、同じ水を使い、同じ3合でご飯を炊きます。

内釜の重さを比較

内釜の厚みは同じなのに「NW-LA10」はかなり重く感じました。

そこでキッチンにあったキッチンスケールで測ってみました。

「NW-LA10」は1146gでした。一方、「NW-PS10」は811g。

その差は335gです。縁が厚くなるだけでこんなに重くなるんですね。

3割近く重量を増やしてまで縁を厚くする必要があったのかどうか。。

炊飯スタート

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「NW-LA10」で白米、ふつうで炊きます。

時間は57分になりました。

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「NW-PS10」で白米、ふつうで炊きます。

時間は55分になりました。あれ?炊飯時間が微妙に違うんですね。

マニュアルによると「NW-LA10」は白米、普通は約51分〜57分。

「NW-PS10」は白米、普通は約47分〜55分。と若干違いがあります。

時間は電圧、室温、季節、水加減によって変わりますと書いてあります。

ご飯が炊けまして

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両機種ともにご飯が炊けました。

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「NW-LA10」です。6個のコイルがあるせいか端が複数盛り上がっています。

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「NW-PS10」です。こちらも若干盛り上がっている箇所がありますね。

米の炊き上がりの見た目はそんなに変わりません。

では実食します

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両方を少しずつ食べ比べしたいと思います。

まずは「NW-LA10」を食べました。以前食べた時と同じ、炎舞炊き独特の食感がありつつも柔らかいご飯が出来上がりました。やっぱりベーシックに美味しい。

すごく特徴があるわけではないけど、普通に美味しいってやつです。

機種ごとの詳細は各記事を見てくださいね。

 

次に「NW-PS10」を食べました。

ん?若干硬めか?いや、同じか?いや違う、やっぱり少し硬めです。

比較したら分かるレベルで硬さが違いますね。ブライドテストだったら分からないレベルだと思います。

これはAIによるものなのか、「NW-LA10」の精密センサーによるものなのか分かりません。ちなみに「NW-PS10」には釜底センサーもないようですから。

もしかしたら硬さは単純に「NW-PS10」が2分短いのでその分か?

あと味は正直、同じ。食感も硬さ以外は同じです。

 

妻にも食べてもらいましたが「比較すれば硬さの違いは少しあるけど変わらない」。

「もう炊飯器の食べ比べは今回で6回目よ。もうどっちでもいいから。見た目もどっちでもいい。しつこい」。とのこと。

さすがに怒られました。

まとめ

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頭のもやもやが晴れず、ハイとミドルの機種を食べ比べしてみました。

結局のところ、今回の実験では違いがわからず、、

どっちでもいいじゃんという。

米を変えたり、水を変えたり、コースを変えるともっと顕著に差がわかるケースもあるかもしれませんが、毎回2機種でご飯を炊くのはちょっと大変なので、今回はほぼ同じということで結論付けたいと思います。工業製品なので、単純に個体差ということもあり得ますしね。

 

期待して見ていただいた方、すみません。私のバカ舌では絶対こっちがうまい!と言えるほどの違いは見出せませんでした。

ですので、「NW-LA10」のデザインが好き&炊飯コース(白米特急、お弁当、金芽米、雑穀米がゆ)が必要な方はハイエンド炊飯器を選ぶのがおすすめです。

少しでも安く炎舞炊きの炊飯器が欲しい方は「NW-PS10」で十分だと思います。

(いやほんと素人には分からなかったんで、、)

 

新しい2022年モデル「NW-LB10」や「NW-PT10」は、ほぼ2020年モデルのマイナーチェンジなので今回の比較は参考にしてもらえると思いますよ。

 

そうそう、圧力IHは圧力をかける関係で初期の不具合報告も多いので、なんか美味しくないなとか、なんかおかしいなと思ったらメーカーに問い合わせてみるのもいいかもしれません。

 

で最終的に私がどれを使っているかというと「NW-LA10」です。

では、よき炊飯器ライフを。