W踊り炊き
パナソニックの最上位機種はスチームを搭載した「SR-VSX100」、「SR-VSA100」があるのですが、我が家は手間のかかるスチーム機能はいらないと決めていたので、この2シリーズを外したうえで最上位の「SR-MPW100」を今回は選びました。
「SR-MPW100」は大火力踊り炊きと、可変圧力踊り炊きのW仕様になります。
可変圧力踊り炊きは米をかき混ぜる仕組みがよく分かるのですが、大火力踊り炊きはいまいちピンときていません。IHを高速で切り替えてできる対流は、普通に加熱してできる対流とどのくらい違うのでしょうかね。
と思ったら当時の記事で発見しました。
パナソニック、新技術「大火力おどり炊き」搭載のIH炊飯器 - 家電 Watch
ごはんを従来比約10%ふっくらと大きくなって、うまみや甘み成分も約17%向上するようですね。17%ってすごいですね。
踊り炊きは初なので興味津々です。
ちなみに、可変圧力のイメージ動画はコレが分かりやすいですね。
また、可変圧力に関しては前機種と制御が変わり、米を混ぜるタイミングをはやくしたことで、米のべたつきを抑えたようです。
なるほど、象印は火力を一点集中、タイガーは内釜の底の造りで泡対流を造り、パナは圧力とIHの泡でムラを減らしているってことなんですね。
まずは見た目から
真っ白なボディにボタンも必要最小限となかなか好きなデザインです。
では、細部をみたいと思います。
上蓋です。とくに取り外すパーツもないので、洗い物はこれと内釜だけですね。
内釜は他社と違い、パナソニックらしく至って普通。銀シャリが他社でいう白米です。
とくに見た目の特徴はなさそうですね。とても軽くて洗うのの簡単です。
日立以外はメモリは1つなんですね。コーディングはとてもしっかりしていそうです。
内釜内の厚量を逃がす圧力栓です。ボールではなかったですね。もう一週間ほど使っています。
白米、銀シャリ
まず最初は、おすすめの銀シャリモードで炊いてみたいと思います。
今回は3合を用意しまいた。
米は下記で使っている魚沼産のコシヒカリを追加で購入しています。
はい、炊き上がりました。
ふんわりもちもち!表面の水分量も多そうですね。
口に入れた瞬間、かなり柔らかい!今まで食べた象印やタイガーとは比較にならないぐらいの柔らかさ。コシヒカリでこの感触は驚きました。しかも、炊飯時間も50分切るという最短でこの柔らかさ。
表面はいままで味わった日立や象印などと違い、少しザラっとしています。
でも、べちゃっとはしておらず、外も中もふんわりもちもち。甘みもある。
今のところ柔らかいご飯を希望するならパナソニック一択って感じですね。
ただ、確かに米の選択を間違えると口コミでみた「べちゃべちゃになる」というのも納得できそうです。北海道産などはもともと柔らかい米だったと思うので、その辺りを使っている人は気をつけないとですね。
さつまいもご飯を炊いてみた
偏りなくきれいに仕上がっているようです。
ご飯はかなりもちもちしています。ちょっとベッタリ感はありますね。
表面はかなりザラザラ。さつまいももかなり柔らかくておいしいです。
銀シャリ(もちもち)
通常の銀シャリでもかなり柔らかかったですが、さらに「もちもち」モードに設定してみました。
通常でももちもちだったためか、そんなすごい変化は感じず。べちゃべちゃになるギリギリ辺りの食感で仕上がっていました。
銀シャリ(かため)
柔らかすぎる傾向が気になったので、「かため」も試してみることに。
おー確かに硬め。ただ、象印などの普通コースよりも柔らかい印象。米にもよるのかもしれませんが、タイガーの「白米、もちもち」がパナソニックの硬め?みたいな感じでした。同じ米だとこうやっても柔らかめに炊けそうですね。
まとめ
とにかく柔らかめ、もちもちが食べたいという人は今のところパナソニック一択かと思います。日立、タイガー、象印、パナソニックの順に柔らかくなっていく印象。タイガーと炎舞焚きの象印はコースによって前後するかもですが。
どの設定も比較的柔らかく炊けるのは、ある意味パナソニックの特徴かもしれません。コシヒカリ自体が比較的柔らかめの米ではあると思うので、これよりも柔らかい米だとベッチャリしそうです。逆に「あきたこまち」や「ななつぼし」みたいな硬めの米だと、もしかしたらちょっどよく炊けるのかもしれませんね。
今子供がちょうど一歳で、離乳食の米はかなり柔らかめに仕上げています。そのため、このご飯なら大人の向けに炊いたご飯にちょっと水分足して混ぜればOKのため、妻はいいね。と言っていました。
ただ、自分たち大人が食べるご飯としては、、これじゃなくてもいいかな、、とのこと。悩ましい。