象印ミドルクラスの炎舞炊き
3ヶ月前に象印の最上位炊飯器「炎舞炊き NW-LA10」のご飯をレビューしたばかりですが、やっぱり気になるのはミドルクラスの「NW-PS10」はどうなのか。
同じ炎舞炊きシリーズで迷われている人も多いと思います。
しかも、タイミング的に2021年モデルとの入れ替えの時期で、価格的にも最安値が狙えそうです。
予算を考えるなら「NW-PS10」なのですが、上位機種の方が絶対おいしいはずだからと「NW-LA10」を買うべきか、、
ということで、迷いに迷った結果、考えても切りが無いので「NW-PS10」でご飯を炊いてみることにしました。
全体像を見ます
まず見た目のデザインから見てみます。
ボタンや液晶のあるトップ部分はツヤがありますが、サイドはツヤなしになっています。
この炊飯器よりも下位機種「NW-JW10」などは側面もツヤありになっています。
従来からあるデザインですが、ツヤなしになったことで落ち着いた雰囲気を醸し出していてカッコいいのではないでしょうか。
指紋も目立たないのでいいです。上位機種もつや消しにしてほしい、、
このオレンジ液晶だけは好きになれません。
2021年モデルのNW-PT10は、グレーの液晶になっているので急いでいない人はこちらのモデルを待ってみるのもいいかもしれません。
ボタンの配置等は上位機種と同じですね。
蓋を開けてみました。特に特筆することはなさそうです。
内釜の基本構造は上位機種も同じようですが、フチの厚みが違います。
これだけの差で美味しさにどのくらい影響するのでしょうか、、
裏蓋も同じような構造ですね。
圧力ボールもよくあるタイプで同じです。開梱後、すぐ洗ったので拭き後は気にしないでくださいね。
「白米、ふつう」
炊飯器をキッチンにセットして、メニューを見てみます。
上位機種よりも若干メニューが少ないです。「NW-LA10」にあるお弁当コースとか使うことが少ないので影響はないですね。
我が家は普通に炊いて、残ったご飯がお弁当に行くので。。
とりあえず、一番ベーシックな「白米、ふつう」で炊いてみることにしました。
米は無洗米があったので、そちらから試してみます。
はい!炊き上がりました。粒感もあって十分おいしそうです。
無洗米なのでちょっと心配していたのですが、意外とキレイに炊けています。
米の表面もそんなに荒れていないですね。
食感はサラッとしてて粘り気少なめ。でもちょっぴり硬めですね。
無洗米でもこのぐらい美味しく炊けるならありですね。と思ったら、炊いた後に無洗米コースがあることに気づきました、、失敗、、
前回と同じご飯で炊いてみた
今回も比較用に「白米、普通」です。
粒感もあり、しっとりしていて美味しそうに炊けています。
さすがに無洗米よりも全然もっちり感があります。粘り気も多いですね。
表面は硬めだけど、柔らかくて美味しいです。
他機種との違いを妄想
日立の「RZ-W100DM」とは全然違いますね。硬め好きはもっと硬い日立一択です。
タイガーの「JPL-A100」とも違いますね。タイガーよりも柔らかいです。タイガーは柔らかいというよりは、サラッとしているのに全体的に噛み応えがあるしっかりとした食感です。
かといってパナソニックの「SR-MPW100」よりは硬いです。パナソニックはすべてが柔らかい系ですよね。とにかく柔らかいのが好きな人はパナソニック一択です。
それでいくと当たり前ですが、やっぱり一番近いのは「NW-LA10」でなんですよね。
粘り気はあるけど、パナソニックほど米同士が張り付いてなくて、でもタイガーほどサラッと口の中ではほどけない。食感はちゃんとあるけど日立ほど表面は硬くなくて、でも中身はほどよく柔らかい。けど、パナソニックよりは硬めで、これは硬いのか柔らかいのかなんて言えばいいのか分からない。きっと中間なんです。
象印の炎舞炊きはほかの機種の中間で平均なんです。クオリティ高めの平均なんです。
まったく伝わらないですよね笑。
「NW-LA10」との比較
ん、、正直、分かりません、、
若干、しゃっきりしてるのかな?「NW-LA10」よりも若干硬めのような、、
「NW-LA10」の方がもう少し柔らかめだったように思いますが、、
同じメーカーの同じシリーズのミドル機種なのでそんなに味が違ったら、それはそれで という感じですが、、
どうなんでしょうか。
2機種の大きな違いはIHの数(4つか6つ)なのですが、これはムラの少なさに影響してそうで、味には影響がすくない気がします。
6つ方がIHの1つのサイズが小さく熱量が高くなり、さらに3軸で混ぜるのでムラが少ないようです。
じゃあとは、圧力チューナー&圧力センサーの有無?どうなんですかね。そんなに違いがでそうなイメージもないですが、、
内釜の縁もそんなに影響しているとは考えにくい。
結論
ん、、機種の差というよりは、米の種類や鮮度、水の温度や硬さの影響の方が強そうに思います。
一応、前回と同じ米ですが、厳密には収穫時期や鮮度が違うはずだし、平均水温も違うので、全く同じ条件下とも言い切れませんからね。
ということで、時期は違いますが2機種でご飯を食べてみました。正直、違い分かりません。3ヶ月空けたからか、まったく分かりません。
でも、炎舞炊き特有の食感は確実に覚えている通りだったので、ミドルクラスでも十分「炎舞炊き」のご飯は味わってもらえると思います。
こちらにも我が家炊きコースはあるので十分調整できる範囲かと思います。
予算的には「炎舞炊き NW-PS10」で良さそうですよ。
あとは見た目で選びましょうか。
個人的にはずっと「NW-PS10」がいいなと思っていたのですが、最近ここにきて「NW-LA10」のデザインもいいなと思い始めています。
「NW-LA10」ってスクエアで、ツヤありなこともあり、キッチンでの存在感が大きいんですよね。そこだけがネック。
妻は「もうどっちでもいいから!」と突っぱねられています。
そろそろいい加減に、、という顔が怖くてもう聞けません。